【第10章】インシデント再発防止会議の進め方|ヘルプデスクの“次の一手”
こんにちは、 HelpdeskTimesの辻つばさ です💼
今回は、 インシデント再発防止会議 を
「やっただけ」で終わらせないための進め方を紹介します。
🚨 そもそも再発防止会議の目的は?
- 同じミスや障害を繰り返さないための仕組み作り ** - 根本原因(Root Cause)の特定と対策 単なる「報告会」ではなく、 ** 改善アクションを決めて実行する場 です。
📋 会議の基本フロー
1. インシデント概要共有
・発生日時
・影響範囲
・対応経緯
2. 根本原因の特定
- 5 Whys(なぜを5回繰り返す)で深掘り
- 「人」だけでなく「仕組み」に目を向ける
3. 対策案の検討
- 再発防止策(恒久的対応)
- 応急策(暫定対応)
4. 実行責任者と期限の決定
- 誰が、いつまでに、何をやるか明確に
5. フォローアップ
- 次回会議で進捗確認
- 必要に応じて対策の見直し
🛠️ 会議成功のためのポイント
- 感情ではなく事実ベース で議論する
- 対応者を責める場にしない
- 全員が発言できる雰囲気作り
- 議事録は必ず共有し、透明性を保つ
🧠 つばさメモ:会議は“対策を動かす起点”
会議のゴールは 資料作成ではなく、行動変化 です。
「今日の話し合いで何が変わるのか?」を常に意識して進めましょう。
📌 次回予告
次章は
👉 「ログ解析のツボ」 ** 膨大なログの中から、 ** 解決のカギを見つけるコツ を解説します🔍