【Helpdesk入門 第9章】Webアプリとローカルアプリの違い🌐💻
こんにちは、 HelpdeskTimesの辻つばさ です🖊️
今回は、よくある問い合わせ対応でも超重要な「Webアプリ」と「ローカルアプリ」の違いをわかりやすく解説していきます!
🌐 Webアプリとは?
- ブラウザ上で動くアプリ
- サーバーにアクセスして画面を表示
- 例:Google Chromeで開くシステム、Web勤怠、Webメール、Salesforceなど
✅ 特徴
- インストール不要(URLで開ける)
- インターネット環境が必須
- 端末を問わず利用できる(PCでもスマホでも)
💻 ローカルアプリとは?
- PCにインストールして使うアプリ
- 実行ファイル(.exeなど)として存在する
- 例:Excel、Word、会計ソフト、VPNクライアントなど
✅ 特徴
- 通信なしでも動作することが多い
- OSやPC環境に依存する
- アップデートは手動やバージョン管理が必要な場合も
🔍 見分け方のチェックポイント
チェック項目 | Webアプリの傾向 | ローカルアプリの傾向 |
---|---|---|
起動方法 | ブラウザでURLを開く | デスクトップやスタートメニューから実行 |
通信が必要か? | 必ず必要 | 通信なしでも動くことが多い |
更新の仕組み | サーバ側で自動更新される | 個別にアップデートが必要な場合あり |
トラブルの起きやすい場所 | ネットワーク/ブラウザ関連 | PC設定/ソフト自体の不具合 |
🔧 切り分け時に意識するポイント
✅ Webアプリのトラブル例と対応
- 「ログインできない」「画面が崩れる」「ボタンが反応しない」
- ⇒ 他ブラウザで試す/キャッシュクリア/ネットワーク確認/管理者へエスカレーション
✅ ローカルアプリのトラブル例と対応
- 「起動しない」「強制終了する」「ファイルが開けない」
- ⇒ 再インストール/アップデート確認/PC環境の確認/ログ出力の有無チェック
💡 ハイブリッド型もある!
最近は「ローカルにインストールして動くけど、内部ではWebコンテンツを表示する」
Electron製アプリ(例:Teams、Slack) ** や ** クラサバ型業務ソフト も増えています。
→「ローカル+Web両方」の知識が必要になるケースも!
📌 まとめ
分類 | 主な特徴 |
---|---|
Webアプリ | ブラウザで動く/通信必須/自動更新 |
ローカルアプリ | インストール済/PC依存/通信不要な場合もある |
見分けのポイント | 起動方法/ネット要否/トラブル箇所 |
ハイブリッド型 | 両方の性質あり、切り分け難易度が高め |
▶️ 次回予告
第10章:ユーザーの気持ちを理解する共感力 ** “ただの対応”じゃない、“信頼される対応”へ。 ** 感情に寄り添うサポートの極意 をお届けします!
それじゃ、また次回っ🌐💻