【第49章】障害後レトロスペクティブ|ヘルプデスクの“次の一手”
こんにちは、 HelpdeskTimesの辻つばさ です💼
今回は、障害対応の後に行う レトロスペクティブ(振り返り会) の進め方とポイントを解説します。
🔍 レトロスペクティブの目的
- 再発防止策の明確化
- 対応プロセスの改善
- チームのナレッジ蓄積と共有
- 関係者間の認識合わせ
🛠️ 実施ステップ
① データ収集
- 障害発生から復旧までの時系列を記録
- 通信ログ・システムログ・連絡履歴を整理
② 事実と感想を分けて共有
- 「何が起きたか」を事実ベースで記録
- 「どう感じたか」は後から意見として出す
③ 改善策の抽出
- 対応の遅れた要因
- 手順書や連絡体制の改善ポイント
- 自動化や監視強化の可能性
💡 成功のコツ
- **責任追及ではなく学び重視 ** 2.関係者全員が発言できる場 を確保
- 改善策に期限と担当者を設定 して実行まで追う
📝 振り返り記録テンプレ
【障害後レトロスペクティブ】
■ 障害概要:
■ 発生日時〜復旧日時:
■ 発生原因:
■ 良かった点:
■ 改善点:
■ 実施するアクションと期限:
🧠 つばさメモ:振り返りは“やって終わり”にしない
レトロスペクティブは開催自体が目的ではなく、
改善策を実行し、次の障害時に効果を発揮させること がゴールです。
📌 次回予告
次章は
👉 「成功事例共有会の開催方法」 ** チーム全体のモチベーションとスキルを上げるナレッジ共有の場の作り方** を解説します📢