【第41章】クラウド障害時の代替提案|ヘルプデスクの“次の一手”
こんにちは、 HelpdeskTimesの辻つばさ です💼
今回は、 クラウドサービスが障害で使えない時に業務を止めない代替案の提示方法 を解説します。
☁️ クラウド障害の影響
- ファイル共有や編集ができない
- 社内チャットや会議ツールが停止
- 顧客向けサービスが利用不可になる
🛠️ 初動対応フロー
① 公式情報の確認
- サービス提供元のステータスページやSNSで障害情報をチェック
- 復旧見込みが出ているか確認
② 影響範囲の特定
- 全社的か、一部ユーザーだけか切り分け
- 他拠点や外部からの利用可否も確認
③ 代替案の提示
- ファイル共有 → USB/NAS/別クラウドへ一時切替
- チャット → メール/電話/別チャットツール利用
- 会議 → 別Web会議サービスへ移行
💡 事前準備で差がつく代替提案
- **代替ツールのアカウント・環境を事前に用意 ** 2.**一時マニュアルを作成して即配布できる状態に ** 3.業務ごとに優先順位をつけた代替案リストを持つ
📝 障害案内テンプレ
【お知らせ】クラウドサービス障害発生について
現在、〇〇クラウドサービスで障害が発生しています。
復旧までの間、以下の代替方法をご利用ください。
■ ファイル共有 → △△NASサーバ(\\nas-server\share)
■ 会議 → Zoom(ミーティングID: XXXXX)
■ チャット → 社内メール
復旧見込み:公式発表によると○時頃予定
🧠 つばさメモ:障害対応は“代替策の速さ”で評価が決まる
クラウド障害はコントロールできませんが、
「今すぐどうするか」 の提示速度が、利用者の安心感と業務継続力を左右します。
📌 次回予告
次章は
👉 「Excel巨大ファイル高速化支援」 ** 重すぎるExcelの原因診断と軽量化テクニック** を解説します📊