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オンプレミスのActive DirectoryをAzure ADに移行する

Last updated at Posted at 2021-11-13

目標

オンプレミスで管理していたActive DirectoryとAzure ADを連携させる

事前準備

オンプレミスActiveDirectoryを準備する

実際の現場では、ActiveDirectoryの構築はほとんどない、あらかじめ構築されているものを移管することが多いので、ここでは説明は割愛

スクリーンショット 2021-11-14 1.36.10.png

スクリーンショット 2021-11-14 1.36.51.png

abctech.localというドメインを作成
Salesというグループを作成し、田中太郎というユーザーを追加する

Azure ADの構築

Office365 E3にアクセス
無料試用版無料試用版

スクリーンショット 2021-11-14 21.30.18.png

ここのユーザー名は所謂管理者アカウントになるため、管理者とわかりやすいユーザー名が良い
(ただし自分はミスった)

設定完了後、Office製品のインストールを推奨されるが、無視して、左上のメニューを押すと、以下の画面に遷移する

スクリーンショット 2021-11-14 21.35.02.png

スクリーンショット 2021-11-14 21.39.16.png

Azure AD premium P2を有効化にする
enterprise mobility security E5を有効化にするとP2も有効化になる
スクリーンショット 2021-11-14 21.40.25.png

スクリーンショット 2021-11-14 21.41.40.png

ユーザーとグループの追加から先ほどの管理者アカウントを追加する

スクリーンショット 2021-11-14 21.42.37.png

オンプレミスADの事前設定〜代替UPNサフィックスを設定〜

Azure ADはxxxx.onmicrosoft.comというドメインなので、オンプレミスADのxxxx.localというドメインでは認証されない
そのため、オンプレミス側でxxxx.onmicrosoft.comというドメインを有効化しておく必要がある
方法としてはメールアドレスで認証する方法と代替UPNサフィックスで認証する方法の2通り
今回は代替UPNサフィックス
ADのドメインと信頼関係から設定
スクリーンショット 2021-11-14 23.38.00.png

スクリーンショット 2021-11-14 23.39.02.png

スクリーンショット 2021-11-14 23.40.33.png

ユーザー管理からドメインを代替UPNサフィックスで設定したドメインに変更する
スクリーンショット 2021-11-14 23.42.07.png

Windows ServerにAzure AD connectをインストールする

すでにDCが導入されているWindowsサーバーにインストールを行う
スクリーンショット 2021-11-15 8.56.27.png

インストールウィザードからインストール
スクリーンショット 2021-11-15 8.59.05.png

カスタマイズを選択
スクリーンショット 2021-11-15 9.00.02.png

必要であればチェックを入れる
スクリーンショット 2021-11-15 9.01.13.png

スクリーンショット 2021-11-15 9.01.44.png

パスワードハッシュ同期にチェック
スクリーンショット 2021-11-15 9.04.13.png

Azure ADの管理者アカウントを入力
スクリーンショット 2021-11-15 9.04.41.png

オンプレミスのADのドメインを入力
※代替UPNで設定したドメインではないので、注意
スクリーンショット 2021-11-15 9.07.07.png

スクリーンショット 2021-11-15 9.08.37.png

スクリーンショット 2021-11-15 9.10.02.png

これでオンプレミスのADとAzure ADとの連携は完了

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