はじめに
こんにちは、hayashida3です。
3年目の参加となったマナビDXQ(経産省主催デジタル推進DX人材育成プログラム)。過去2年の経験を続く受講生に伝えることをテーマに臨んだ最後の参加でした。これまで受講したPBL4回(プロジェクト・ベース・ラーニング)と企業協働プログラム2回全てGold修了(我ながら真面目に取り組んだものだと)。最後にようやくPBL優秀賞も頂けました。公式講演イベントにも登壇させていただき「キャリア形成」をテーマにお話をさせていただき、出し切りました。これで気持ちよく卒業です!今後はアルムナイとして緩く長くポイントで活動していけたらと思います。
Life is Tech公式講演イベント登壇
さて、「マナビDX Questで得たもの Advent Calendar 2024」 企画に昨年に続いての参加で、本記事を書きました( 昨年の記事はコチラ 「翔んでマナビ受講生、進めば二つ」 )。今年は上述の「キャリア形成」講演に関する話を書きます。LIT(Life is Tech)講演イベントで話したのはファクトベースで、タイトル含めてコアメッセージ3つのみと示唆的なことは控え目にしました。その分と言いますか、公式講演とは別に11月のアルムナイイベントで「キャリア形成 裏技編」をお話させていただきました。事実と意見は分けましょうというやつですね。事実を都合のいい情報のみ伝えるメディアがあるのもまた事実ですが「それってあなたの感想ですよね」の個人がこれまで積み上げてきた経験から発する言葉や見方に価値があります。
キャリア形成 裏技編
実績とは?
裏技編のサブタイトルは ~実績の無いところからの立ち回り~
・実績とは(ChatGPT4oによると)
「達成した成果や成果物」→「客観的に見て評価してもらえるもの」
→職歴、資格、学歴、受賞、認定、発表、発信、視聴数、フォロワー数
↑
・比較的実績を上げ易い「認定、発表、発信」あたりで「信頼性や能力」を示し次のステップへ繋げる
・権威のある場で発表・発信しないとやっていないのと同じ(客観的評価が得られない)
これって私の感想ですね
さて、裏技臭がしてきましたところで、
極端な例え話を挟みますと、イノベーションとは世に広まってイノベーションと言われています。世紀の大発明を実験室にこもってした段階ではイノベーションとは言いません。それで製品やサービスを作り世に広めて人々の生活を豊かにして価値を現実のものとしてイノベーションです。しかし価値を取り出す方法はそれだけなのでしょうか?製品化・サービス化は運用保守・品質対応含めやりきらないとならないので組織的な対応が必要でハードルが高いものです。個人が無理なく出来ることとして、
実践したこと、実践予定のことを発信することで評価や信頼、ひいては繋がりを得られ、それが個人のキャリア形成の助けとなる価値を生みます。
登壇などの機会を得られるなら積極的に活用してやったこと、やりたいことを言葉にして周りに話すのが次の展開を呼び込みます。そして、やるからには聞いてくれた方の心にササるものがあって欲しいですし、何か持ち帰ってもらいたいわけで、時間取って聞いてくれているのだから、おもてなしと言いますか(エンタメはおもてなしだと石丸伸二さんが言われてましたね)、爪跡も残したいですよね?単にやっても面白くないと思いませんか?そのためにどうやったら爪跡を残せそうか、自分が良いと思う発信・演技やパフォーマンスを発揮できるかと調べてやれる様にと努力が始まります。その結果、楽しんでおもいっきりやれれば初めてのことなら当然のごとく失敗したり恥をかいて被弾して精神的ダメージを受けることもあります。
ですがその瞬間を乗り越え持ち直してやりきれれば、あとから思えば笑い話のネタになり、関係を持てた人も増えて次の発信にもつながります。やりきれなくても途中まででも得られるものはあります。同時にその挑戦=行動したことで得る経験・感覚は他に代えがたいです。そこで経験出来ていなかったら数カ月、1年遅れをとることも多々あります。
本や記事を読んで知っているというのは、実践して身を持って実感して真に理解するに至るものであり、雲泥の差があります。スマホとガラケーくらいの差が。なぜテストや試行する模擬実践というものがあるかというと出来てるところと出来ていないところを明確に認識するためです。既に出来ていること習得済のことを更にやっても成長はありません(伸びしろが少なく短期での効果が出づらいの意味で。特化して時間をかけて突き詰めて匠の域に達するのとは別のこととして)。振りきるなり思いきって飛び込んでやってみるなり行動して試して幅を拡げるから成長するのです。つまりそれが自分にとっての挑戦です。
成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないことである トーマス・エジソン
伝えて発信すれば挑戦が評価と実績になり、道が拓ける hayashida3
挑戦はとても効率の良い成長の方法です。挑戦すると関係者が増えて言葉にしてやりたいことを周りに話して発信すると次の挑戦の機会が訪れます。その成長スパイラルループに乗っていけるか、私も途上であり、2~3年頑張って走り続けるとたまにゆっくりしたくなりまして、それもいいのでしょう、元気が出てきたらまた歩み始めれば。
(3年前にキカガクAI人材育成長期コースを修了した後の3カ月は勉強せず子供たちと釣りをして過ごしました。その後にキカガク修了生の勉強会に参加して細々と続けていた中でマナビDXQ2022に誘われたのが始まりでした)
新規事業に携わっているとこういう事例が聞こえてきます
「 インスタグラムは起業2年で13名の会社となり、ほぼ無収益でしたが3000万人の会員のSNSに急成長してて約810億円でFacebookに買収されました 」(参考記事 )
無収益でも成長していればいいのです。
人もスタートアップ(法人)と似ていて成長していけば転職に成功したり(M&A)、出会いがあり活動ステージを上げられたり(共創、上場)、新たな道が開けたり(アライアンス、ピボット・・)と成果はきっと後から現れます。社会人になる前の学生が正に無収益でも成長していればいいであり、普通のことなのですが、社会人になるとそう思えないのは何故なのか?働くために学ぶ様に教育されたからか・・
無意識にバイアスがかかっている不条理なことって探せばまだまだありそうです。
現代人は資本主義・貨幣制度の奴隷であり、生活を人質に取られており、生業を持たないとで、真に取り組みたいことに時間と知恵を使えている人はいかほどか・・・お金は少ししか出せませんがw、時間と知恵なら捧げられるという人は多くいるのではないでしょうか?稼がずとも本当にやりたいことの実践からの学びは深く夢中になれ、必ずやあなたを成長させてくれます。本業だけをしてるのに比べてかけてる時間は1.2倍程でも体感的には倍のスピードで成長出来ている気がします。残業している場合ではなく、
仕事はなるべく定時までとして個人の予定をなるべく詰めましょう。定時内で終えようとして生産性が上がり仕事のアウトプットは落ちませんのでご安心を。
しかし、学んだこと全てが本業の仕事で活かせるわけでもなく、でもせっかく身に着けたスキルを活かさないのはもったいないし活かしどころがあるから学びがいがあるわけで、何かの誰かのお役に立つために仕事だけでなく地元貢献などモチベーションが持てるところから始めて経験の幅を拡げてみるのはいかがでしょう。
どういう取組みにしたら幅を広げ成長し続けられる自分でいられるか。ビジネスは必然と言われますので、どんなスキームにしてやるかです。
他にもライバルがいる中、エジソンが発明王になれた所以はなんだったのか。エジソンに関して伝え聞こえて来る言葉や情報には含まれてなく(伝える人が浅いだけなのか、意図的なのか?)、そこには「1%のひらめき」や「99%の努力」などというふわっとしたものではない明確な優位性となるイノベーションがありました。栃木県おもちゃのまち壬生町のバンダイミュージアム内エジソンミュージアムにてガンダムを息子がたしなむと共に知ることとなりました。ガンダム、日本・世界のおもちゃの歴史の展示も共に楽しめておススメですので、ぜひ訪れてみてください!ガンダムもDX!
ガンダムに結局戻ってきたので、今年も挙げておきますと、
「逃げたら1つ、進めば2つ」
「進めば 勝てなくても 手に入ります」
「経験も プライドも 信頼だって」
ガンダム彗星の魔女の名言が心にササりました。
日本人口減少が進むので
ちょうど報じられている大手自動車メーカの統合話が象徴している様に世界と戦っていくには日本人はもっと団結して事に当たらねば国全体が沈み生き残れません。都市部への仕事の集中が地元を離れ核家族化を引き起こし大家族・親族・地域で協力していたのが薄れました。キングダムでも描かれてますが少人数になると戦えなくなりあとは刈られて終わりです。PBL規模でオンライン勉強会の様な催しはやらないとクラスの様な少人数では引っ張る人間がその中にいる確率も低く過疎って成り立たなかったのはマナビDXQに参加した方は実感したことでしょう。今こそ思い出すべきは、私たち日本人のルーツ、縄文の時代から村を作り各人が得意なことを担って協力して生きてきました。一人であれもこれも出来る必要はそれ程はないはずです。副業でもボランティアでもいいので日本人は一つの会社や組織だけというのをやめて10%でも20%でも社外の多様性のある人との交流を活発化して共創で日本を盛り上げていきたいものですね。
それで、いつやるの? 今でしょ
ふるさとCo-LEAD栃木県のお題を出してくれた企業の方に後日アポをとり東京駅地下の喫茶店でお話を伺ったところ、地域創生デジタル人材としては若い人と一緒に考えたいとのことでした。ミートアップイベントには定年で退職して次の活躍の場をという方が一杯いらっしゃいましたが、現場を離れて久しいのと昨今のAI等技術の進歩が早くミスマッチを体感しました。これは思いきって応募して実際に参加してみて、知りたいことがあったら会いに行くという行動をしないと知り得ないことでした。
地元の起業家教育団体Seedlings of Chibaの個人会員に2023年度からなりました。
そこでは起業家の考え方や行動力が起業以外にも良い効果があるのでそこに学ぶアントレプレナーシップ教育を学生向けに行っています。誰もがカンタンにIoTを使える世界を目指して180以上の企業や大学等が集まり共創活動をしているifLinkオープンコミュニティが提供しているifLinkオオギリという社会人から小学生まで気軽に楽しく出来るアイデア発想ワークショップの開催を通してIoTを活用した課題発見力、解決力を育む取り組みを進めています。
2024年2月と11月に千葉市役所でifLinkアイデア発想ワークショップを開催しました。
·2月募集ページ
·11月募集ページ(千葉市HP)
11月の時には報告したいからと千葉市議会議員の方が視察に訪れワークショップ体験もしていただけました。困りごとを一杯書かれていたので「千葉市って問題いっぱいなんですね~」といじっておきました。ifLinkアイデアワークショップは取り組むとほとんどの方か良かったと言ってくれるのでPMF(プロダクト·マーケット·フィット)を迎え様としており、日本全国展開、海外展開も始まりました。マナビDXQ2022一回目の企業協働でPythonのAIモデルが精度が良くても、受け入れ運用しきれるものでないと採用は進まないことを実感したのがきっかけでノーコードツールでIoTの民主化を目指しているifLinkのコミュニティ活動に参加する様になりました。図らずも新事業立上げ(0→1)の最後とスケール(1→10)を体感出来る経験にもなりつつあり、本業の事業企画立上げへの効果も出始めています。
私はifLinkエバンジェリストとして、現役の社内アントレプレナーとして千葉から日本の教育をアップデートします。
この活動は本業ではなく、やりたいからやるのです。
素敵で普段会えない様なすごい方達と共創できるコミュニティーです。それはマナビDXQも同じです。皆で共創して様々な知識や体験を共有して、未来のイノベータになったり育てたりして日本を盛り上げていきましょう!
マナビDXQ3年目の私が出したキャリア形成に対する答え
「 成長や信頼を積み上げていることが大事、今マネタイズしてなくとも 」
アルムナイでまたお会いしましょう hayashida3
後述の活動実績にもある、この記事が公開される2024年12月23日の前の週にCEOら経営陣向けにピッチをしまして(*1)、冒頭にブレイクを入れて笑いを取りにいってとれたのですが(昨年の記事に書いた2023年12月のILSでのピッチ登壇で笑いを取りにいってスベったリベンジ成る!?)後から怒られましたw
爪跡を残しにいったら傷跡が拡がり、やりきって終わってしまえばなんてことは無く、そして仕事だけが残りましたとさ。被弾しようがダメージを受けようが、やるからには楽しんでやるのが一番!週末に冷静になり、ブレイクとしていじってしまい驚かせてしまった方へお礼とフォローのメールをしたところ激励のお返事もいただけてセーフでした。こういう機会でもないとCEOや常務に個別にメールする機会もないので、それも含めて良いきっかけ作りになりました。
緩く楽しんでやっている姿を見せる・見ると自分も出来そうという気になり、後に続く人が出て来ます。
これが最高の教育・人を育てる一つの形であり、共感する仲間が増えていきます。更に加えて歴史に学ぶと、少数で挙兵して都に攻め上る途上馳せ参じる者たちが次々と現れ数万の大群となり都入りするのです。
もし、マナビDXQ修了生のコミュニティが拡大を続けて活動のベクトルが揃い大きなうねりが作れたら! アルムナイでまた会いましょう hayashida3
*1)マナビDXQ2023企業協働チームのリーダがマナビDXQをきっかけに人前で話をする人数がどんどん増えてきていると今年のLife is Techの企業協働説明会の中で体験者としての発表で説明していて、何人の前で話せるかの話で盛り上がりまして、このピッチはグループ内向けオンライン配信もあったのでこれでキングダムで言うところの千人将になれたかな~と!?ifLink EXPOは1000人規模の集客を目指してたので千人将を狙っていたのですが参加500名でしたので司会・登壇もしたが300人将止まりでした。キャリア形成テーマでのマナビDXQ公式講演のリアル参加で100人将でした(アーカイブ視聴いれたら200人くらい?)。アルムナイイベントでの裏技編は50名くらい?、昨年2023年10月のアルムナイLT会は100名越えており、そこから始めて、ここまで来られました。マナビDXQでのLTや自主企画勉強会などは発表のいい試行・練習の場ですね。
マナビDXQ2022修了の頃から2024年12月までの2年弱の活動実績
5件 講師・講演での登壇
4件 ピッチ登壇
3件 認定
1件 セミナー登壇
1件 イベント登壇
1件 司会
1件 コンペ受賞
1件 DX人材応募
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