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はじめに

ポーラ・オルビスホールディングスでITプロダクト開発チームリーダーをしている早川です!
今年の初めに、エンジニア組織の存在価値を高めるためのプロジェクトを始動しました:raised_hands:
今回は、プロジェクトの内容や取り組み結果をご紹介します!

プロジェクト概要

名称はプロダクトスプラッシュプロジェクト(通称スプラッシュ)です:ocean:
業務として行う案件開発とは別に、ITプロダクトを量産するプロジェクト​として、「1年で12個のプロダクト作成」を目標​に取り組みました!

ポイントは下記3点です!

  • 「こんなのがあったらいいな」をチーム内外問わず募集して勢いよく実現​
  • 学習目的のPJとなるため費用対効果が出ないプロダクトでもOK​​​
  • スプラッシュPJと案件開発を両立させるため、開発を効率的に進めることを目指す

各々が業務の合間に開発をするのが基本ですが、ハッカソン的なイベントを開催して1日スプラッシュ開発の日を設けたりもしました!

スプラッシュPJの目的

目的は大きく3つです。

  1. プロダクトを量産して組織のプレゼンス向上
    プレゼンス向上はプロジェクト発足のきっかけになっている課題です。
    プロダクトを量産して色々な方に使ってもらうことで、開発できる組織がいることの認知を高め、存在価値を高めていくことを目的としています。
  2. 技術力向上
    2つ目の目的は、エンジニアの成長観点です。
    業務で利用しない開発言語の習得やAIを活用した開発の検証等、技術力を高めるための実験台にすることも目的としています。
  3. ゼロから開発する経験
    業務での開発は、大規模で開発期間が長めのプロダクトが多く、ゼロからプロダクトを作る機会は数か月に一度程度です。
    そのため、新規開発が必要になった際に「あまり経験がないけどどうしよう:confounded:」という状態にならないよう、プロダクトを生み出す経験を積むための場となっています。

1年間取り組んだ結果

約1年で様々な種類のプロダクトを開発し、:seven:つリリースしました:confetti_ball:
目標の12個は達成できませんでしたが、開発中のプロダクトも6つあり、たくさんのプロダクト開発を進めることができています:sparkles:
どのようなプロダクトを開発したか、タイトルだけになりますがご紹介します。
:ribbon:が付いているものがリリース済のプロダクトです:baby:

業務利用目的のプロダクト

  • :ribbon:ランダムで人を選ぶ
  • :ribbon:Backlog自動応答
  • :ribbon:RAG(システム情報)
  • :ribbon:プランニングポーカー
  • e-Learningシステム
  • Teams⇔Slack連携
  • RAG(規定情報)
  • 用語集サイト
  • LT会の質問集約

コミュニケーション活性等業務外目的のプロダクト

  • :ribbon:飲み会アプリ
  • :ribbon:ポーラ・オルビスグループ製品レコメンド
  • スキルマップ可視化
  • オフィス周辺ご飯屋さんレコメンド

ITプロダクト開発チームプレゼンス向上目的のプロダクト

  • :ribbon:プロダクトカタログ
  • スプラッシュのネタリスト

PJ振り返り

良かったこと

数値目標は達成できなかったものの、プロダクト開発を進めることでスプラッシュPJの3つの目的は達成できたと感じています!
また、スプラッシュPJの題材はエンジニア自身が選んで開発しているため、自分が開発したいプロダクトを自由に開発できるという点ではモチベーションアップに繋がっていると思います:fire:

課題

業務の案件が最優先となるため仕方ないとは思いつつ、やはり時間調整が一番大変でした:sweat_drops:
プロダクトを生み出すための時間が取れていないこともありますが、改善活動に時間を割けていないというのも課題として大きいです。
限られた時間の中でプロダクトを素早くリリースするため、アジャイル的な考え方でMVPリリースを心がけています。
しかし、リリース後は作りっぱなしになっている部分もあり、プロダクトを成長させて価値を高める動きがあまり取れていません。
今後もスプラッシュPJを継続させるには、スプラッシュPJのための時間を明確に確保していく必要があります!

さいごに

今年1年取り組んでみた結果、開発チーム内外に良い影響があったと思います!
時間調整は課題でしたが来年も継続して取り組んでいきたいです:runner:

我々ITプロダクト開発チームには、スプラッシュPJのようにエンジニアが自由に開発できる環境と、学びや挑戦を応援する文化が整っています!
エンジニアメンバーが徐々に増えて、チームは賑やかになってきておりますが、まだまだ組織を拡大していきたいと思っています:muscle:
興味がある方は是非こちらをご覧ください:relaxed:

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