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文章を書くことが嫌いだと思い込んでいた私が、挑戦の中で見つけた“苦手の正体”について

Last updated at Posted at 2025-12-18

はじめに

こんにちは。グロースエクスパートナーズ株式会社のリンダです。
この記事はグロースエクスパートナーズAdvent Calendar 2025の19日目の記事です。

突然ですが、これはやりたくないな、なんてことはありますか?
私は、少し前までまさにそう思っていたことがありました。

「レポートとか記事だけは書きたくない。」

私は現在いろいろな業務に携わっていますが、その中の一つに会社の魅力を伝える広報業務があります。

「記事を書くことが嫌いだった私」が、なぜ今“記事を書く仕事”もしているのか?

今日はその過程を、ありのままに話します。

“一生書きたくない”と思った理由

そもそもなぜ私が「レポートや記事を書くこと=苦手」と思っていたのか、改めて振り返ってみました。

大学受験の対策の中に、小論文がありました。新聞を読んで内容を要約する、という一見簡単そうなものですが、私はこの対策が本当に苦手で。

「どこをどう読み取って、どうまとめたらこの枠に収まるの?」
「これも大事じゃない? こっちも伝えたいよね?」

と、文章をまとめることが苦手でした。

やってもやっても、先生からは鬼のように修正される、そんな毎日でした。
そのうち、

「小論文には“正解の形”があって、そこに合わせないといけない」
「私はその正解にたどり着けない」

そう思うようになり、そこからはもう一生書きたくない、と心に誓いました。
しかも、添削されるたびに自分の自信もどんどん削られ、正直、レポートや記事全般に対してとっても嫌悪を抱いていました。

今思えば、書くこと自体が苦手だったというよりも、「正解の型に当てはめて書かなければならない」という感覚が、自分をすごく窮屈にさせていたのだと思います。

記事を書くことになったきっかけ

元々ITの学校に通っていたこともあり、最初の配属先もエンジニアのいる部署でした。

ですが、あるきっかけで新卒採用の業務をやってみたいと思うようになり、社長や新卒採用担当のチームリーダー(今の私の上司)に相談していました。ご縁があり、現在のチームに異動することになりました。その後少しずつ新卒採用のことも携わるようになりました。

新卒採用の業務は、ただ面接や学生の対応をする業務だけではなく、学生に興味を持ってもらい「入りたい!」と思ってもらうようにするための業務もあります。
そのために記事を出して会社や社員の魅力を伝える、というのも大事な役割の一つ。

そしてある日、上司から相談を受けました。

「ジブンルートという企画を考えてみたんだけど、その記事、やってみる?」

あまり大きな声では言えませんが、「記事かぁ……やるのかぁ……大丈夫かな……」と思っていました。あの時の“正解に合わせて書かなきゃいけない”という小論文の記憶がよみがえってしまったんです。しかも、なんといっても記事を書く、その記事を社外に公開することは避けていきたいと思っていたので。
でもその一方で、学生からの問い合わせ対応のような、来るものだけに対応していても、会社への興味を持ってくれる人が増えるわけじゃないですよね。
なので、記事ではなくてもいいけれど、何かしらの形で会社の魅力や働く社員の魅力は伝えたいと思っていました。

そして、インタビュー形式なら

  • 自分ひとりで全部作らなくていい
  • 相手の言葉を借りながらまとめられる

そう考えて、「私でも“なんとかなるかも”」と思い、「やります!」と引き受けました。

実は苦手ではなかったのかもしれない

記事は月1回ペースで、これまでに4本出しています。
振り返ると、4本継続して出している?!と自分にびっくりしています。

とにかく言えることは、挑戦してよかった!ということです。

最初は不安しかなくて、
「何を聞けばいいんだろう」
「この内容で合ってる?」
「社員の魅力をちゃんと伝えられてる?」

そんな気持ちでいっぱいでした。

記事を公開する瞬間も、

「こんなの読まれるのかな」
「これで魅力が伝わるのかな」

と、結構ビビってました。
でも出してみたら、社内で思いがけない反響がありました。

インタビュイーの部署の方が、その記事を読んでインタビュイーに、社内の「G’s Award(感謝や称賛を送り合う仕組み)」を贈っていたんです。

スクリーンショット 2025-12-04 165418.png
(↑実際のAwardの写真)

最初は、「社内でも読んでくれる人が少しでもいたら嬉しいな」くらいの気持ちだったので、
ただ読まれるだけではなくて、Awardが送り合われていたなんて!と本当に驚きましたし嬉しかったです。

あの時、私の文章でも意味があるかもしれないと初めて思えました。
そして、少しずつ書いていくうちに、昔の自分が「書くこと自体が苦手なんだ」と思い込んでいたことが、実は“正解の型に当てはめなければいけない書き方が苦手だっただけ”かもしれないと感じるようになりました。

それでも記事を書くのは簡単ではない

もちろん、簡単なことばかりじゃありません。

インタビュイーの言葉を記事に載せるといっても、
どんな質問をして、どんな言葉を引き出せるかで記事の質は変わってきます。
ただ質問して、聞いた言葉をそのまま並べるだけでは、その社員の本当の魅力は伝わりません。

「その言葉の裏側にはどんな気持ちがあるんだろう」
「本人はこう言ってたけど、実はそうではなくて、本人が気づいていない面があるんじゃないか」

そういうところまで考えて、
相手の魅力を最大限引き出すのは今でも難しいです。

でも、難しいからこそちゃんと向き合う価値がある仕事なんだなとも感じています。

最後に

私の挑戦の一つを書いてみましたが、いかがだったでしょうか。
人によって挑戦するもののハードルは違いますよね。挑戦が怖い人もたくさんいるかと思います。

今の上司はいつもこう言ってくれます。

「失敗してもいい。失敗したことに対して怒ることは絶対ない。
いろんなことに挑戦して、自分の得意領域を広げてほしい」

この言葉がある環境だったからこそ、
避けていた記事にも挑戦してみようと思えました。

苦手だったことも、やってみたら意外とできるかもしれないし、本当は苦手じゃなかったことに気付けるかもしれない。
実際私は、この記事を執筆するにあたって、苦手だと思っていたことも実はやり方次第で自分に合う形があるということに気づけました。

この記事を読んで、何か苦手なことに挑戦してみようと思える人がいたら嬉しいです。

是非オウンドメディア G+WEBでジブンルートを掲載しているので読んでみてください!若手社員の魅力がたっくさん詰まった記事です!
(記事はこちら:https://www.gxp-group.co.jp/gplus/category/145

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