こんにちは、開発部のCLです。
EC2の3つの購入方式について、紹介します。
システムに適したタイプを選ぶことで、費用が70~90%抑えられます。
ぜひ参考にしてみてください。
オンデマンドインスタンス
概要:
デフォルトの購入方式。
一般的に使用する分にはこちらで問題ないです。
ただ、費用が高くなりがちなので次に紹介する、
リザーブド/スポット インスタンスといった、
お財布に優しいプランを検討してみてはいかがでしょうか。
メリット
起動・停止などライフサイクルを完全制御できるため、柔軟性が高い。
デメリット
秒単位で料金が発生するため、他のプランに比べると料金が高くなる。
用途例:
・開発やテスト用のサーバーとして利用する。
(使用しない時間帯は停止して、費用を浮かせる)
・短期間、突発的、または予測不能なワークロードがあり、中断できないシステム。
リザーブドインスタンス
概要:
1年、または3年の利用期間を予約利用をする方式。
前払いすれば、割引率UPですが、初期費用が発生します。
ジムに通うにしても、前払い・長期プランの方がお得になりますよね。
そんな感じで安くしてくれます。
メリット
オンデマンドより比較的安価で購入できる(最大約75%割引)
デメリット
短期間の利用はできない。
用途例:
長期の稼働が決定している本番環境。
スポットインスタンス
概要:
AWS上で稼働していないインスタンスを間借りできます。
居候的な感じです。居候なので、AWSの都合で追い出される(サービスが中断される)
こともあります。
メリット
オンデマンド料金の最大90%割引で活用可能。
デメリット
AWS上に空きがなければ使用できない。また、中断される可能性がある。
用途例:
動画変換/機械分析など短時間でリカバリーが可能なシステムに使用。
「短時間だけちょっと貸して」って時に使うと良い。
最後に
ざっくりと3つの購入方式について、書き出してみました。
今後、それぞれのタイプについても深掘りしていこうと思います。
はつかぜ株式会社では、IT学習や業務に役立つ情報を定期的にお届けしていきたいと思っています。
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