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英語が苦手でも大丈夫!生成AIを活用した「英語論文の読み方」入門

Last updated at Posted at 2025-07-09

「英語論文って難しそう…」と思っていませんか?

でもちょっと待ってください。
たとえば、ソフトウェア設計の古典「No Silver Bullet」なら、たった8分の音声で概要がつかめます。

まずはこちらをどうぞ👇

「読まなくても、わかる。」そんな方法があるんです。

こんな悩み、ありませんか?

・英語論文、読まなきゃいけないけど読めない
・英語が苦手
・専門用語が多すぎる
・そもそも長文を読む時間がない

技術トレンドを追いたい気持ちはあるのに、英語という壁が分厚い。
そんなときにおすすめしたいのが、生成AIツール「NotebookLM」 を使った、まったく新しい英語論文の読み方です。


NotebookLMとは?

NotebookLM は Google が開発した、ドキュメントを読み込ませると要約・対話・マインドマップなどで理解を助けてくれる生成AIノートです。

最近では音声要約や視覚的な情報整理機能も搭載されており、英語論文を読むにはぴったりのツールになっています。


使い方:3ステップで論文が読めるようになる

✅ ステップ①:英語論文のPDFやURLをNotebookLMにアップロード

  • arXiv、Nature、Google Scholar などの論文をPDFで用意
  • そのままNotebookLMにドラッグ&ドロップ

image.png

✅ ステップ②:「音声概要」で聞く

  • NotebookLMでは、2人の男女のポッドキャスト風対話で論文の概要を説明してくれます
  • 長くても10分以内で、ながら聞きでも内容がスッと入ってきます
  • 会話形式なので構造的に頭に残りやすいのがポイント

✅ ステップ③:「マインドマップ」で視覚的に把握

  • 論文の論点・構造・背景などをマインドマップで自動生成
  • 複雑な関係や因果を「読む」のではなく「見る」ことで一瞬で理解できる
  • 要約を流し聞き → マインドマップで定着、という流れが非常にスムーズ

image.png


実際に使ってみて感じたメリット

  • 英語が苦手でも概要をつかめる
  • 長文読解が不要 → 精神的なハードルが下がる
  • 通勤中や作業中に音声で学べる
  • 「英語論文読んでます」とどやれる(←意外と大事)
  • 転職や面談でも「海外論文から情報収集してます」と言えると強い

おすすめの英語論文(分野別)

🔧 ソフトウェア設計系

タイトル 著者 メモ
Who Needs an Architect? Martin Fowler 設計とアーキテクトの役割を問う名文
Microservices Martin Fowler モノリス vs マイクロサービスの視点

🤖 機械学習・生成AI系

タイトル 著者 メモ
Attention Is All You Need Vaswani et al. Transformer誕生の瞬間
BERT Devlin et al. NLPの革命モデル
DistilBERT Sanh et al. 軽量・高速なBERT

🛰 インフラ・分散システム系

タイトル 著者 メモ
MapReduce Dean & Ghemawat ビッグデータ処理の原点
The Datacenter as a Computer Google 巨大分散システムの構造

まとめ

英語が読めないなら、「読む」ことをやめてみませんか?
聞く・見る・要点だけつかむというスタイルで、英語論文の理解は一気にラクになります。

NotebookLMを使えば、

  • 英語力がなくても
  • 時間がなくても
  • 専門用語にアレルギーがあっても

英語論文に触れ続けることができるようになります。


おまけ:こんな人におすすめ!

  • 英語は苦手だけど技術トレンドは追いたい人
  • 海外カンファレンスや論文を“読むフリ”してる人
  • 生成AIやNLP分野にキャッチアップしたい人
  • 転職で「英語論文も読みます」と言いたい人

📚 技術のインプットが「読む」から「聴く・見る」へシフトしている今、
この方法は一つの武器になります。ぜひ試してみてください!

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