目的
GSuiteを利用している企業や勉強会などでGoogle SitesでInternal Wikiを作ると、サーバー立てるなどの面倒な処理がいらず非常に便利である。旧Google SitesにはあったPageごとのアクセス制御機能がまだ実装されていないので、少しトリッキーな方法で実現する。
Google Sitesのメリット
- 自前サーバーを用意せずに簡単にサイトを構築できる
- Google Docとの連携が容易で、Driveより情報を構造化できる
- GSuiteアカウントにログインすれば閲覧・編集できるので、Remote Workにも適している
- Site自体はGoogle Driveの容量を使わない(Google Docも同様)
- 手間暇かけずにそれっぽいサイトができる
手順概要
- Google Sitesでアクセス制御したいサブページを作成
- 秘匿したいサブページをnavigationから消す
- URLは生きているので直接アクセス
詳細
- まずは適当にサイトを作ります。
- 非公開にしたいページを選択し、Hide from navigationを選択
- 無事にNavigationから消えていることを確認
- 直接URLを打ち込む。PageのタイトルがPathになる。ただし、大文字は小文字にして入力しないと404になってしまう。今回のケースではPageのPathが
非公開 > 絶対勝てるSplatoon裏技
なので、アクセスするためのPathはhttps://sites.google.com/{アカウント名}/{Google Sites名}/非公開/絶対勝てるsplatoon裏技
となる。
- これにより、URLを知っているメンバーのみが情報にアクセスできるようになり、擬似的にアクセス制御を行えるようになった。
あとがたり
このようなURLを知っている人にのみ公開系の制御はある(Qiitaの限定共有もそうですね)が、やはりSensitiveな情報は仕組みとしてきちんと制御したい。今後実装される予定があるらしいので、それを震えて待ちますか。