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エンジニアになろうとしたきっかけ

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年齢:29歳
エンジニア歴:1年半
使用言語:Javascript、PHP
コーディングや技術とは特に関係ありませんが、エンジニアになろうとしたきっかけ等を綴っていこうと思います。

###前職
私は元々「これがしたい!」と言ったものがなく、そんな状態で前職・前々職と営業事務をしていました。
当然コーディングのコも知らない、それどころか「いやいや文系だし絶対わからないわ」と敬遠さえしていました。全員が同じとは言いませんが、営業事務なんてそんなものでしょう。
一番最初の前々職。そもそも「PCを触るのは苦手」とさえ思っていました。ExcelなんてSUMが使えれば上等くらいの職場です。オートフィル? 「どうやって使うのか知らないけどなんかすごい機能だ!」くらいの認識で当時使えた試しもありません。
「事務ならExcelくらい使えて当然」とは思いますが、最低限さえ知っておけばなんとかなってしまう環境でした。
毎月ものすごく四苦八苦しながら表を作っていた覚えがあります。この時「苦手だから」で終わらせず、もう少し理解しようとしていればマシになったのではと思う時もありますが、たらればを言ったところで仕方ありません。

最初の職場を離れた後、職業訓練でOfficeを勉強しました。初級だったので本当に触りだけですが、これのおかげで苦手意識は払拭されたのだと思います。
これを踏まえた上での2社目ですが、困ったことにほぼアナログでした。「事務仕事をやる上でPCを十全に使って仕事をしたい」と言ったはずなのに実際は前の職場よりもPCを触っている時間が少なかった気がします。字が汚い、作業が遅い私にはこれがかなり苦痛でした。
なので、徹底的に「楽をする」事にリソースを割く事にしました。楽をすると言ってもサボるのではなく、今自分が担当している仕事をとにかく効率的にできるよう根本から変えていく方向で。イレギュラーが起こると焦って非効率的な事をしようとするので、そんな隙間を作らないくらい簡単に。誰が見てもわかるように。Excelの便利さを思い知りました。果てはVBAにも手を出してみたりと、とにかく業務の簡略化に努めました。
……今はその職場を離れていますが、そんな努力の結晶がしっかり使われている事を祈るばかりです。
そうして、ここに来てようやく自分のモチベーションとなる根本を理解しました。

「無駄な事はしたくない」

いや、そんなネガティブなモチベーションあるか?自分でも驚きました。とは言え前職はそれで頑張ったのだから事実です。上述でも書きましたが、別にサボりたいとかそんな意味ではなく。誰だって5分でできる事を1時間かけてしたくないじゃないですか。それだけです。それから次の転職活動はIT系の会社に舵を切りました。ただ、この時点ではやはりスキルがないので事務中心です。
いくつか面接を受けた中、面接官が一言。
「君、SEの方が向いてるんじゃない?」
完全に目から鱗でした。
よくよく考えると「SEは文系だし無理……」とか言いながら既にマクロ通り越してVBAにまで手を出しているのですから、全くできない筈がないんですよね。
面接官からすれば体の良い断り文句というのは重々に理解できるのですが、私の中ではこれが強く残っています。
人生何で変わるかわかりませんね。こんな一言で未経験者がいきなりこの世界に飛び込もうとするのですから。

###今
それからスクールへ行って今に至ります。
今でもたまに思い出すのが前職で使用していたシステムです。あらゆる部署に対応していたわけではなく、当然システムと実際の業務が合わない部署もあるわけで。そんな部署がデータを大量に印刷し、その中からアナログで項目のチェックをしていた記憶があります。システム自体が悪いのではなく、その会社の業務形態にあっていなかったのだと思います。
それを元に今実際作る側になって、初めてやりたいことを認識できました。
事務等の業務を行う時、基本的に思考停止自体が悪いとは考えていません。問題はその思考停止の中で如何に無駄を省くかで、私は今その中で一番無駄を省ける、「今までやってたから当たり前」を根本から修正できる立ち位置にいるわけで。
少しでも「作業が楽になった」と言ってもらえるような、そんな仕事がしたいと思っています。

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