「新たな防災気象情報」で提供されるデータはどう変わるのかの記事で、2026年5月28日以降の気象庁注警報ページに使われているJSONファイルについて一部解説したが、その後氾濫注警報に関するJSONファイルも見ることができたので、改めてまとめる(前回記事と重複する部分もあるがご容赦)。
2種類のJSONファイル
気象庁から発表される気象注警報は、これまで二次細分区域に発表されるもののみだった(土砂災害警戒情報に関してはさらに細かい単位で発表されることもあった)が、新たな防災気象情報で新設された氾濫注警報は河川単位での発表となる。
したがって、JSONファイルも大きくは2種類に分かれている。
- 二次細分区域の注警報:
https://www.jma.go.jp/bosai/warning/data/r8/地域コード.json - 河川単位の注警報:
https://www.jma.go.jp/bosai/flood/data/r8/flood_xml.json
前者は区域ごと1ファイル、後者は全国の情報が1ファイルに入っている。
なお、全国の一覧・地図表示に関してはhttps://www.jma.go.jp/bosai/warning/data/r8/map.jsonを参照しており、このファイルに前者の全情報が入っている。
共通の要素
地域
対象地域をclassxxCodesで表現したり、classxxItemsに各地域毎の注警報情報を入れたりしている。
例として長野県の区域を挙げた。
- class10: 一次細分区域
長野県北部、長野県中部、長野県南部(計3) - class15(地域指定コードのみ): 市町村等をまとめた地域
長野、中野飯山、大北、上田、佐久、松本、乗鞍上高地、諏訪、上伊那、木曽、下伊那(計11) - class20: 二次細分区域
長野市長野、長野市鬼無里戸隠、松本市松本、松本市乗鞍上高地、塩尻市塩尻、塩尻市楢川、伊那市伊那、伊那市長谷、左記以外の各市町村(計81)
氾濫以外の注警報(地域コード.json,map.json)
収録されている注警報
- VPWW55 気象警報・注意報(R06)(大雨)
- VPWW56 気象警報・注意報(R06)(土砂)
- VPWW57 気象警報・注意報(R06)(高潮)
- VPWW58 気象警報・注意報(R06)(暴風)
- VPWW59 気象警報・注意報(R06)(波浪)
- VPWW60 気象警報・注意報(R06)(大雪)
- VPWW61 気象警報・注意報(R06)(その他注警報)
それぞれ別々のXMLファイルで提供されているものが合わさったJSONとなっている。
注警報コード
発表・解除
statusに「発表」「継続」「解除」「警報から注意報」などの形で収録されている。
コードだけで発表状況を判断せず、statusも見ること。
氾濫注警報(flood_xml.json)
収録されている注警報
- VXKO 指定河川洪水予報(氾濫警報・注意報)
注警報コード
下表の通り。

要素値が複数書かれているが、使い分けについてはよくわからない。
実際のJSONファイルだと、レベル2氾濫注意報の発表時は20、レベル4氾濫危険警報の発表時は40で表現されていた。
発表・解除
conditionに発表・解除等の情報が収録されている。
