無料発表から1週間で早くも動き
Affinity無料化の発表からちょうど1週間が経ったが、このタイミングで印刷業者のAffinity対応表明ツイートが相次いでいる。
まず、昨夜グラフィック社が入稿ガイドを公開したと投稿した。
実際には遅くとも今年7月の時点ですでにページは存在しており(Wayback Machineで確認)、内容もAffinity V2のままである。
記載されていることもAdobe等のソフトで印刷用のPDF出力の経験がある人にとっては基本的なことがほとんどと感じるだろう。
しかしながら、ライトユーザーにとってはAffinityにおける項目が明示された入稿ガイドが用意されるだけでも安心感が違う。
ちなみにV2からの変更点として、3アプリが統合された関係でドキュメント設定も共通化されている。
Photoのみ裁ち落としの設定がないと記載されているが、V3においてPhotoのドキュメント設定にあたるRGBプリセットでもマージン・裁ち落としは有効にできるため、入稿時にどちらの方法でドキュメントを作成したか伝えた方が良さそうである(おそらくDesigner/Publisherの方式が推奨なのではないか)。

さらに、オレンジ工房が原稿の作り方を整備予定。
その他、以前からAffinityを使った入稿を歓迎しているプリントエクスプレスや、
過去にしれっとプリントパックで入稿した方の体験談も発掘されていたりする。
今後さらなる対応表明やPDF入稿体験談が期待される。
さらに、今バージョンからePUB出力にも対応したので、これに関する体験談も出てくるだろう。
トンボは要るのか?要らないのか?
Affinityには日本式トンボが用意されていないが、V1時代からトンボ付きのテンプレートが公開されており、Togetterまとめになるほど話題となった。
が、しかし、そもそもトンボは要らないとの声も。
もちろん印刷業者次第だが、入稿方法も少しずつ変わっていく。