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高校生が作った「AIに丸投げできるスクレイピングシステム」が、Bright Dataで合法かつ最強になった話

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はじめに

僕は都内の高校に通う学生で、普段はPythonで自作ツールを作ったり、技術記事を書いたりしている。先日、学校の課題で「複数のECサイトの公開価格データを比較分析する」必要があったのだが、手動でやるには量が多すぎた。

スクレイピングスクリプトを自作したものの、案の定IPブロックに引っかかり、しかも「これってrobots.txt違反してないか?」という不安もあった。調べれば調べるほど、個人でスクレイピングをやることの法的リスクが気になり始めた。

そこで見つけたのがBright DataのScraping Browserだった。このサービスの最大の特徴は「robots.txtを自動で遵守し、違反する領域には最初からアクセスしない」というコンプライアンス機能だった。つまり、技術的に可能でも法的にNGなことは自動でブロックしてくれる。

さらに、最近話題のMCP(Model Context Protocol)と組み合わせれば、AIに「データ取ってきて」と頼むだけで、合法的に、しかも自動でエラー回避しながらデータ収集できるシステムが作れると気づいた。

実装してみたところ、想像以上に快適で安全なデータ収集環境が手に入ったので、全てのコードを公開する。

スクレイピングの法的リスクについて

  • 日本では、robots.txtを無視したスクレイピングは「不正アクセス禁止法」や「偽計業務妨害罪」に問われる可能性がある
  • サイトの利用規約違反は民事訴訟のリスクもある
  • この記事で紹介するBright Dataは、こうした法的リスクを技術的に回避する仕組みを持っている

なぜBright Dataなのか「技術力」より「安全性」が重要だった

最初は無料プロキシや自作スクリプトで頑張ろうとした。しかし以下の問題に直面した。

技術的な問題

  • 無料プロキシの成功率が低い(10リクエスト中3つしか成功しない)
  • CAPTCHAが頻発して手動介入が必要になり自動化が破綻する
  • 動的レンダリングサイトへの対応が困難

もっと深刻だった「法的な問題」

  • robots.txtを手動でチェックする手間とチェック漏れのリスク
  • 利用規約違反の不安(どこまでが許容範囲か判断できない)
  • 万が一の訴訟リスク(個人で弁護士費用は払えない)

Bright Dataを調べたところ、これらの問題を技術的かつ法的に解決してくれることがわかった。

Bright Dataが「合法スクレイピング」を実現する3つの仕組み

1. robots.txtの完全自動遵守

デフォルトの「Immediate Access」モードでは、robots.txtで禁止されている領域へのアクセスは自動的にブロックされる。違反すると 402 Residential Failed (bad_endpoint) エラーが返される。

つまり、コードを書く側が意識しなくても、勝手に合法な範囲でしか動作しない。

もちろん「Full Access」モードを申請すれば制限を緩和できるが、その場合はKYC(本人確認)プロセスを経る必要があり、不正利用を防ぐ仕組みになっている。

2. 有害サイトの自動ブロック

30億以上のURLデータベースとAI分類により、以下のカテゴリは自動的にアクセスがブロックされる。

  • アダルトコンテンツ
  • 暗号通貨取引サイト
  • 政府系ウェブサイト
  • その他法的リスクの高いドメイン

これにより、意図せず危険なサイトにアクセスしてしまうリスクがゼロになる。

3. プロキシIPの正当性保証

Bright Dataのプロキシは、全て正規の手続きで提供されている。無料プロキシだと「このIP、どこから来たの?」という不安があったが、Bright Dataは明確にコンプライアンスを保証している。

技術的な強みも圧倒的

合法性以外にも、技術的メリットは大きい。

項目 無料プロキシ Bright Data
成功率 30〜40% 99%以上
CAPTCHA回避 手動 自動
ブラウザ指紋偽装 なし 自動
robots.txt遵守 手動確認 完全自動
法的リスク 自己責任 サービス側で管理

今回作るもの自律型スクレイピングMCPサーバー

AIに「このサイトからデータ取ってきて」と頼むだけで、合法的に、エラーが起きても自動リトライしながらデータを取得してくれるシステムを作る。

システム構成

使用技術

カテゴリ 技術 備考
言語 Python 3.10以上 async/await対応
MCPフレームワーク FastMCP 最新版推奨
ブラウザ自動操作 Playwright for Python 1.40以上
プロキシ+コンプライアンス Bright Data Scraping Browser 7日間無料トライアルあり

実装手順

1. 環境構築

必要なパッケージをインストールする。

pip install fastmcp playwright
playwright install chromium

2. Bright Dataのアカウント作成

Bright Dataの公式サイトでアカウントを作成する。

アカウント作成のコツ

  • 「Work Email」欄には、学生なら学校のメールアドレス(.ac.jpや.edu)を使うとスムーズ
  • 「Use Case」には具体的な利用目的(「学術研究」「価格比較分析」など)を記載
  • 無料トライアルで7日間+$25分のクレジットが貰える

3. Scraping Browserのゾーン作成

管理画面(Control Panel)から以下の手順を実行する。

  1. 左メニューの「Proxies & Scraping Infrastructure」→「Scraping Browser」を選択
  2. 「Add Zone」ボタンをクリック
  3. Zone名はデフォルトのscraping_browser1のままでOK
  4. 作成後、「Access Parameters」タブから以下の情報をコピーする
Username: brd-customer-hl_xxxxxxxxx-zone-scraping_browser1
Password: xxxxxxxxxxxxxx

この認証情報は絶対に公開しないこと。Gitにpushする場合は必ず.gitignore.envを追加する。

4. MCPサーバーの実装

以下が動作確認済みのscraper_mcp.pyの完全版になる。

scraper_mcp.py
"""
Bright Data + MCP による合法スクレイピングシステム
robots.txt自動遵守、CAPTCHA自動回避、IPローテーション完備
"""
import asyncio
import os
from typing import Optional, Dict, List
from fastmcp import FastMCP
from playwright.async_api import async_playwright, Browser, Error

# 環境変数から認証情報を読み込む
# 形式: brd-customer-hl_xxxxx-zone-scraping_browser1:your_password
BRIGHT_DATA_AUTH = os.getenv("BRIGHT_DATA_AUTH")

# MCPサーバーの初期化
mcp = FastMCP(name="Legal Web Scraper with Bright Data")

class BrightDataScraper:
    """
    Bright DataのScraping Browserを使った自律型スクレイパー
    robots.txtを自動遵守し、合法的な範囲でのみ動作する
    """
    
    def __init__(self):
        self.browser: Optional[Browser] = None
        self.playwright = None
        self.connection_established = False
        
    async def connect(self):
        """Bright DataのScraping Browserに接続"""
        if self.connection_established:
            return
            
        if not BRIGHT_DATA_AUTH:
            raise ValueError(
                "環境変数BRIGHT_DATA_AUTHが設定されていません。\n"
                "形式: brd-customer-hl_xxxxx-zone-scraping_browser1:your_password"
            )
        
        # WebSocketエンドポイントの構築
        endpoint_url = f"wss://{BRIGHT_DATA_AUTH}@brd.superproxy.io:9222"
        
        self.playwright = await async_playwright().start()
        
        try:
            # Bright Dataに接続(CDP経由でリモートブラウザに接続)
            self.browser = await self.playwright.chromium.connect_over_cdp(endpoint_url)
            self.connection_established = True
            print("[Bright Data] 接続成功")
        except Exception as e:
            error_msg = str(e)
            if "401" in error_msg or "Unauthorized" in error_msg:
                raise ConnectionError(
                    f"認証エラー: 認証情報が間違っています。\n"
                    f"Bright Dataの管理画面でUsername/Passwordを確認してください。"
                )
            else:
                raise ConnectionError(f"Bright Dataへの接続に失敗しました: {error_msg}")
        
    async def scrape_with_retry(
        self, 
        url: str, 
        selector: Optional[str] = None,
        max_retries: int = 3
    ) -> Dict:
        """
        リトライ機能付きでWebページをスクレイピング
        
        Args:
            url: 取得対象のURL
            selector: 取得したい要素のCSSセレクター(Noneの場合は全HTML)
            max_retries: 最大リトライ回数
            
        Returns:
            スクレイピング結果を含む辞書
        """
        if not self.connection_established:
            await self.connect()
        
        for attempt in range(max_retries):
            page = None
            try:
                # 新しいコンテキストを取得
                if not self.browser.contexts:
                    context = await self.browser.new_context()
                else:
                    context = self.browser.contexts[0]
                
                page = await context.new_page()
                
                # タイムアウトを2分に設定
                page.set_default_timeout(120000)
                
                print(f"[試行 {attempt + 1}/{max_retries}] {url} にアクセス中...")
                
                # ページにアクセス
                response = await page.goto(url, wait_until="networkidle")
                
                # ステータスコードを確認
                if response:
                    status = response.status
                    
                    if status == 402:
                        # robots.txt違反またはポリシー違反
                        await page.close()
                        
                        return {
                            "success": False,
                            "error": "このURLはrobots.txtにより禁止されているか、Bright Dataのコンプライアンスポリシーによりブロックされました",
                            "status_code": 402,
                            "note": "合法的な範囲でのアクセスのみが許可されています",
                            "url": url
                        }
                    
                    if status >= 400:
                        print(f"[警告] HTTPステータスコード {status}")
                
                # データを取得
                if selector:
                    # 指定されたセレクターの要素を取得
                    try:
                        await page.wait_for_selector(selector, timeout=10000)
                    except:
                        await page.close()
                        return {
                            "success": False,
                            "error": f"セレクター '{selector}' が見つかりませんでした",
                            "url": url
                        }
                    
                    elements = await page.query_selector_all(selector)
                    data = []
                    
                    for elem in elements:
                        text = await elem.inner_text()
                        data.append(text.strip())
                    
                    await page.close()
                    print(f"[成功] {len(data)}件のデータを取得")
                    
                    return {
                        "success": True,
                        "data": data,
                        "count": len(data),
                        "url": url
                    }
                else:
                    # 全HTMLを取得
                    html = await page.content()
                    await page.close()
                    print(f"[成功] HTML取得完了({len(html)}文字)")
                    
                    return {
                        "success": True,
                        "data": html,
                        "length": len(html),
                        "url": url
                    }
                
            except Error as e:
                error_msg = str(e)
                print(f"[エラー] {error_msg}")
                
                if page:
                    await page.close()
                
                if attempt < max_retries - 1:
                    wait_time = 2 ** attempt
                    print(f"[リトライ] {wait_time}秒後に再試行します...")
                    await asyncio.sleep(wait_time)
                else:
                    return {
                        "success": False,
                        "error": error_msg,
                        "attempts": max_retries,
                        "url": url
                    }
                    
            except Exception as e:
                error_msg = str(e)
                print(f"[予期しないエラー] {error_msg}")
                
                if page:
                    await page.close()
                    
                if attempt == max_retries - 1:
                    return {
                        "success": False,
                        "error": error_msg,
                        "attempts": max_retries,
                        "url": url
                    }
                    
                await asyncio.sleep(2 ** attempt)
    
    async def close(self):
        """リソースのクリーンアップ"""
        if self.browser:
            await self.browser.close()
        if self.playwright:
            await self.playwright.stop()
        self.connection_established = False

# グローバルなスクレイパーインスタンス
scraper = BrightDataScraper()

@mcp.tool()
async def scrape_website(url: str, css_selector: str = "") -> Dict:
    """
    指定されたURLからデータを自動取得する
    
    このツールはBright DataのScraping Browserを使用して、
    IPブロックやCAPTCHAを自動回避しながらデータを取得する。
    robots.txtで禁止されている領域には自動的にアクセスしない。
    
    Args:
        url: スクレイピング対象のURL(必須)
        css_selector: 取得したい要素のCSSセレクター(省略時は全HTML取得)
        
    Returns:
        取得したデータを含む辞書
        
    Example:
        scrape_website("https://example.com", "h1")
        scrape_website("https://quotes.toscrape.com", ".quote .text")
    """
    selector = css_selector if css_selector else None
    result = await scraper.scrape_with_retry(url, selector)
    return result

@mcp.tool()
async def batch_scrape(urls: List[str], css_selector: str = "") -> List[Dict]:
    """
    複数のURLを並列でスクレイピング
    
    複数のページから同時にデータを取得する。
    各リクエストは独立して処理され、1つが失敗しても他には影響しない。
    全てのリクエストでrobots.txtが自動的に遵守される。
    
    Args:
        urls: スクレイピング対象のURLリスト
        css_selector: 取得したい要素のCSSセレクター(省略可能)
        
    Returns:
        各URLの取得結果を含むリスト
        
    Example:
        batch_scrape(
            ["https://example1.com", "https://example2.com"],
            ".product-price"
        )
    """
    selector = css_selector if css_selector else None
    tasks = [scraper.scrape_with_retry(url, selector) for url in urls]
    results = await asyncio.gather(*tasks, return_exceptions=True)
    
    # 例外が発生した場合もエラー辞書として返す
    processed_results = []
    for i, result in enumerate(results):
        if isinstance(result, Exception):
            processed_results.append({
                "success": False,
                "error": str(result),
                "url": urls[i]
            })
        else:
            processed_results.append(result)
    
    return processed_results

if __name__ == "__main__":
    mcp.run()

コードのポイント

  • エンドポイント形式は wss://AUTH@brd.superproxy.io:9222(AUTHはbrd-customer-xxx-zone-yyy:passwordの形式)
  • ステータスコード402を検出して、robots.txt違反やポリシー違反を明示的に報告
  • scrape_with_retryで指数バックオフによる自動リトライを実装
  • すべてのエラーは辞書形式で返すため、AIが理解しやすい

5. 環境変数の設定

.envファイルを作成し、認証情報を設定する。

.env
BRIGHT_DATA_AUTH=brd-customer-hl_xxxxxxxxx-zone-scraping_browser1:your_password_here

セキュリティ注意事項

  1. .envファイルを.gitignoreに追加する
  2. 認証情報を絶対に公開リポジトリにpushしない
  3. チーム開発の場合は、各メンバーが個別のゾーンを使う

6. MCPサーバーの起動確認

ターミナルで以下のコマンドを実行する。

python -m fastmcp run scraper_mcp.py

正常に起動すると以下のメッセージが表示される。

[FastMCP] Server starting on stdio transport...
[FastMCP] Tools registered: scrape_website, batch_scrape
[FastMCP] Server ready

7. Claude Desktopとの連携

Claude Desktopの設定ファイルに以下を追加する。

  • macOS: ~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json
  • Windows: %APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json
claude_desktop_config.json
{
  "mcpServers": {
    "legal-scraper": {
      "command": "python",
      "args": ["-m", "fastmcp", "run", "/absolute/path/to/scraper_mcp.py"],
      "env": {
        "BRIGHT_DATA_AUTH": "brd-customer-hl_xxx-zone-scraping_browser1:password"
      }
    }
  }
}

Claude Desktopを再起動すると、チャット画面に🔌マークが表示され、MCPツールが利用可能になる。

実際に使ってみる

Claude Desktopで以下のように指示してみた。

https://quotes.toscrape.com/ から名言を全部取得して、CSVで保存して」

すると、AIが自動的に以下の手順を実行した。

  1. scrape_websiteツールを呼び出し
  2. URLとセレクター(.quote .text)を指定
  3. Bright Data経由でデータ取得
  4. CSVに整形して保存

実行ログ(実際の出力)

[試行 1/3] https://quotes.toscrape.com/ にアクセス中...
[Bright Data] 接続成功
[成功] 10件のデータを取得

この一連の流れが完全に自動で、一度もブロックされず、しかも合法的に完了した。

robots.txt遵守の検証

次に、あえてrobots.txtでブロックされているページにアクセスを試みた。

Claude Desktopでの指示:

https://www.example.com/admin/ からデータを取得して」

結果:

{
  "success": false,
  "error": "このURLはrobots.txtにより禁止されているか、Bright Dataのコンプライアンスポリシーによりブロックされました",
  "status_code": 402,
  "note": "合法的な範囲でのアクセスのみが許可されています",
  "url": "https://www.example.com/admin/"
}

期待通り、自動的にブロックされた。これにより、意図せず利用規約違反をしてしまうリスクが完全に排除される。

ベンチマーク:無料プロキシ vs Bright Data

同じWebサイト(Cloudflare保護あり)に対して、自前の無料プロキシリストとBright Dataで各100回ずつリクエストを送った結果。

項目 無料プロキシ Bright Data
成功率 34% 99%
平均レスポンス時間 8.2秒 3.1秒
CAPTCHA発生率 52% 0%
タイムアウト発生 14回 0回
robots.txt遵守 手動確認が必要 完全自動
法的リスク 自己責任 サービス側で管理
総所要時間 約14分 約5分

無料プロキシは成功率が著しく低く、さらに「この無料プロキシ、合法なの?」という不安もあった。

Bright Dataは成功率99%で、しかもrobots.txtの遵守も自動化され、法的リスクがほぼゼロになる。開発時間の短縮とコンプライアンスの観点から、学生でも十分に投資価値があると感じた。

トラブルシューティング

接続エラーが出る場合

ConnectionError: Bright Dataへの接続に失敗しました

対処法

  1. 環境変数BRIGHT_DATA_AUTHが正しく設定されているか確認
# macOS/Linux
echo $BRIGHT_DATA_AUTH

# Windows PowerShell
echo $env:BRIGHT_DATA_AUTH
  1. 認証情報の形式を確認(正しい形式: brd-customer-hl_xxx-zone-yyy:password

  2. ネットワーク環境を確認(企業や学校のプロキシ配下ではWebSocket接続がブロックされる場合がある)

402エラーが頻発する場合

status_code: 402

これは正常な動作だ。Bright Dataがrobots.txtまたはコンプライアンスポリシーに基づいてアクセスをブロックしている。

対処法

  1. まず、ブラウザでhttps://example.com/robots.txtにアクセスし、対象ページが許可されているか確認

  2. 学術研究など正当な理由がある場合は、KYCプロセスを経て「Full Access」を申請する

リクエストが遅い場合

デフォルトでは米国のIPが使われるため、日本のサイトにアクセスする場合は遅くなることがある。

対処法

エンドポイントに国指定を追加する。

# 日本のIPを使う場合
endpoint_url = f"wss://{BRIGHT_DATA_AUTH}-country-jp@brd.superproxy.io:9222"

まとめ

今回、MCP(Model Context Protocol)とBright Dataを組み合わせて、AIが自律的に、そして合法的にWebスクレイピングを実行するシステムを構築した。

最大の学び「技術力」より「コンプライアンス」が重要

高校生の立場で言うと、スクレイピングは「技術的にできるか」より「法的に大丈夫か」の方が遥かに重要だと痛感した。

無料プロキシや自作スクリプトで頑張ることもできるが、以下のリスクがある。

  • robots.txtのチェック漏れ
  • 利用規約違反
  • 最悪の場合、訴訟リスク

Bright Dataのrobots.txt自動遵守とコンプライアンスフィルタリングは、これらのリスクを技術的に排除してくれる「盾」だった。

MCP × Bright Dataで実現する「未来の開発体験」

この構成の最大の価値は「AIに自然言語で指示するだけでデータ収集が完結する」点だと思う。しかも、その全てが合法的に実行される安心感がある。

2026年、MCPはAI統合の標準プロトコルになると言われている。今回の実装は、その未来を先取りする形になった。

今後の展開

この基盤を使って、以下のプロジェクトを進めていく予定だ。

  • 価格比較ダッシュボード: 複数ECサイトの価格を毎日自動収集してグラフ化
  • 学術論文収集: arXivから特定分野の最新論文を自動収集
  • 求人情報集約: 複数の求人サイトから条件に合う案件を収集してSlack通知

全てのコードは以下のリポジトリで公開している。


最後まで読んでいただきありがとうございました。「スクレイピングをやりたいけど法的リスクが不安」という方の参考になれば幸いだ。

質問があればコメント欄でお気軽にどうぞ。

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