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はじめに

今年の8月にAWS SAP(AWS Solution Architect Professional)を受験しました。
AWSの実務経験が0に近かったですが何とか合格できました。

AWS SAPとは?

  • AWSを使ったシステム設計や構築に関する知識を問う試験
  • 問題数:75問(採点対象の問題はそのうち65問)
  • 合格点:750点以上(1000点満点)
  • 試験時間:180分
  • 受験料:44000円(税込)
  • 試験方式:CBT方式

試験時間と問題の文章量が長いため集中力を要されます。
また受験料が高いため半額クーポンを使用して試験の申し込みをしましょう。

著者のスペック

  • 情報系の修士卒
  • 社会人二年目(LLMの案件を担当)
  • AWSの経験はLambdaにPythonのコードを書いたくらい
  • CLF、AIF、SAA、SOA、DVA、MLA、DEA、MLS、SCSの試験に合格済み

備忘録として合格するためにどのような勉強を行ったか紹介していきます

受験理由

本資格を受験しようとした理由は以下の通りです。

  • 会社の増額対象資格だったため
  • 約半年前にSAAに合格してAWS全冠に興味を持ったため

使用したテキストやサイト

AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル
Cloud License

主にCloud Licenseをメインに使用しました。①の書籍はインプット用に購入しましたがほぼ使用しなかったです。というのもCloud Licenseの問題解説を読みながらインプットを実施したからです。

勉強時間

  • 勉強期間:約一か月
  • だいたい70~80時間くらいだったと思います

勉強法

1. Cloud Licenseの問題を全て解く

SAPのコースでは7問×65セットで合計455問でした。一問当たりの文章量が長く根気が必要です。また間違いの選択肢をきちんと読み込んで理解を深めましょう。

2.Cloud Licenseの問題をもう一度全て解く

1周目と同じように全問解きましょう。2周目ではブックマーク機能を用いて間違えた問題をお気に入り登録しましょう。

3. 間違えた問題を全て解く

2週目で間違えた問題を全て解きましょう。Cloud Licenseのブックマーク機能を用いれば、お気に入り登録した問題のみを解くことができます。

4. Cloud Licenseの模試を解きまくる!

Cloud Licenseには本試験モードが存在し、コース内の問題からランダムに抽出されます。ここで安定して8割くらい取れるようになったら、試験の申し込みを考えても良いと思います。

問題を解くコツ

AWSの試験は選択肢を絞りこんで正答率を上げることが必要です。ここでは選択肢を絞り込むコツを紹介します。

問題文をきちんと読む

出題者が求めているのが可用性か?それともパフォーマンス向上か?などを把握しましょう。
またそのサービスで実現できない機能が書かれている場合は間違いです。

手動などのキーワードがある場合は不正解の可能性が高い

AWSのベストプラクティスでは手動作業を極力減らし、自動化を推奨しているからです。

Elastic Block Storeがある選択肢は怪しい

S3やElastic File Systemがあればその選択肢が正解の可能性が高いです。

文章量が長い選択肢は怪しい

このようなケースは複雑な実装になるため間違いの可能性が高いです。

試験結果

  • スコア:806点(合格ライン:750点)
  • 結果:合格
    image.png

試験日の20時頃に合格通知が届きました。やっぱり合格通知が来ると安心しますね。

受験の感想

問題の7割ほどはCloud Licenseで見たことあるような問題でした。それ以外の問題はCloud Licenseで得た知識を用いて選択肢を絞り込みながら解いていきました。

おわりに

実務経験が0に近かったですがProfessionalの試験に何とか合格できました。
問題集をやりこめば合格できると思います。
NASとDOPにも合格して今年中にAWS全冠を達成したいなぁと思います。

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