#【トランザクション処理とバッチ処理】
業務でよく使用するので簡単にまとめてみました。
基本情報技術者試験の勉強もしているので通ずる部分が多々あります。
##トランザクション処理
###トランザクション処理とは、システムの稼働形態として、要求に対して即座に処理を行い、結果が反映されるもの。
リアルタイムに処理結果を反映する必要のあるシステムは、こうした形態である。
例)銀行ATM など。
####・トランザクションは、成功または失敗によって終了する。
一連の処理が問題なく、成功すれば整合性を保って更新される。
こうして、結果が確定されることをコミットという。
一連の処理に問題が生じてしまい、更新するはずだった状態から開始直前の状態に戻すことを、ロールバッグという。
##バッチ処理
###バッチ処理とは、即座に反映しなくてもいい処理の場合に、一定期間ごとに処理を取りまとめて実行するもの。
例)リアルタイム性を要求されない銀行ATMの処理、在庫管理 など。
####・バッチファイル
たくさんの処理を自動で実行してくれるファイル
①指定された時間に自動実行
②ユーザー入力不必要で動作
③終了時に実行結果がわかる(ログなど。)
これらの特徴がある。
####・日常でのバッチ処理
世の中の業務システムは、ユーザーと直接やりとりをしている処理と、ユーザーとは直接やりとりをしないで裏方としてシステムを支えているバッチ処理とで構成されている。
バッチ処理は、リアルタイムの応答性を犠牲にする代わりに、スループット(処理能力)を優先している。
処理データを一定期間まとめて処理をすることで、システム全体の処理性能の向上や応答性の確保、外部システムとの機能連携向上に繋がっている。
デメリットは、データをリアルタイムで集計するのには不向きであること。