例

![console2.png](https://qiita-image-store.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/0/255229/16525369-8ace-464b-46dc-76b4435e7db0.png)
var r = new Promise(function(resolve, reject){
    console.log("a");
    resolve();
});
setTimeout(()=>console.log("d"), 0)
r.then(() => console.log("c"));
console.log("b");

実行したら、こうなります

console.log("d")より、console.log("c")が先に実行された？なぜでしょうか？

event-loop

前提として、JavaScriptはシングルスレッドで動いてるため、並行処理はできないということです。だから、ブロッキングさせないように、イベントループによってタスクキューに登録されている関数がコールスタック上に追加され、実行されます。インメージは以下のとなります。
（event-loopのインメージ from 「Help, I’m stuck in an event-loop」）
（このブログ JS基礎ー非同期とコールバックは軽くまとめましたが、ごさんこうまで）

MacroタスクとMicroタスク

promiseとsetTimeoutともコールバック関数をイベントループに登録しますが、promiseみたいなnode.js環境提供する関数はMicroタスクとしてイベントループに登録します。（恐らくブラウザ環境提供される）setTimeoutはMacroタスクとしてイベントループに登録します。

Macroタスク:イベントループに登録できる粒度（上記の黄色のやつ）
Microタスク：Macroタスク内格納され、より粒度が小さいタスク

promiseはMicroタスクを生成し、イベントループ内の実行待ちのMacroタスクの中にインサートしますが、setTimeoutは新たなMacroタスクを新規作成し、イベントループに登録するようなインメージです。

用途

function sleep(duration) {
    return new Promise(function(resolve, reject) {
        console.log("b");
        setTimeout(resolve,duration);
    })
}
console.log("a");
sleep(3000).then(()=>console.log("c"));

よく使われるケース：PromiseでsetTimeoutを非同期させます。
実行順番は以下となります：
➀Macroタスク１が実行
②console.log("a")が実行;
③console.log("b")が実行;
④setTimeoutでMacroタスクが登録されます
⑤resolveが実行
⑥then内のconsole.log("c")処理が実行
だから、a->b->cが出力されます。
※ sleep(0)にしても、a->b->cって順番で出力されます。

参考

1.winter.2019.relearning front-end