趣旨
AWS認定試験を頑張って全て取得しましたが、社内の後輩向けにAWSの学習方法をまとめてほしいと上長から言われて、まとめました。
初学者向け学習サイトの選択
初学者がAWS CLFやSAAを勉強する際、学習サイトを選定する段階で時間が結構かかります。多くのサイトでは無料部分があるので、悩む時間がもったいないので、実際に数問試してみましょう。また後輩からの意見も併せて簡単にポイントをまとめました。
※お薦めの書籍は別の記事でまとめます。
AWS初学者は「設問の出題方法」、「選択肢の解説のわかりやすさ」、「学習範囲」を選ぶことをお薦めします。
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出題方法
出題範囲がランダムなサイトはどの分野から何を問われているか理解するの時間を要する為、初学者にはあまりお勧めできません。体系的に分野が分かれているサイトをお薦めします。 -
選択肢の解説
正解の解説しかないサイトだと間違った時になぜ間違ったかわからない為、不正解の解説も欲しいです。また自分の場合、解説が長すぎるサイトは、解説を読まなくなったので、適度な解説量がお薦めです。 -
学習範囲
今後のことも考えて全ての試験(12試験)を網羅しているサイトが良いかなと思ったが、短期間でAll Certを狙わない限りは、Udemyや全分野を網羅していないサイトでも良いかと思います。。
AWS認定 問題集サイト一覧
今後、社内でAWS認定試験を受ける後輩の為に、問題集のWebサイトの所感をまとめてほしいと言われたので作成。受験時に活用したサイトと、受験後に学習サイトを見返し、作成しました。
学習サイト | 所感 | 金額 |
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Cloud資格学習 | 試験概要に沿って体系的に出題されているでわかりやすい。CLFとSAAのみだが、まずはAWS認定試験を受けてみようという方にはお薦め。1ヵ月コースがあるので、試しに受けてみてもよいかと思います。 | 990円/1ヵ月 |
CloudLicense | 問題数が非常に多いが体系的な出題ではなく、ランダムに出題される。初学者ではなく、ある程度AWSの試験問題が解ける人に良いかしれません。 | 4,980円/3ヵ月 |
Udemy | ハンズオンと問題集がセットになっているものが多く、じっくり学習したい方にはおすすめ | 1,600円程度(セール時) |
Youtube(サーバーワークス 公式チャンネル) | サンプル問題の解説。設問によっては間違って回答することもあるのですが、その後なぜ間違ったのかの解説があるので、非常に勉強になりました。 | 無料 |
試験勉強中に心が折れそうになる
AWSの構築経験がある人は問題ないかと思いますが、AWS未経験で勉強をすると最初はわからな過ぎて心が折れそうなった後輩もいました。そこで、後輩たちの意見も簡単にまとめました。
問題集だけ解くと、暗記になってしまうので、ハンズオンや実際の画面を動画等でみることをお薦めします。
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AWS環境でEC2を構築
AWSでVPCとサブネットを作成して、EC2を立ち上げて、SG、ACLの設定をした方が学習の飲みこみ度が全然違います -
AWSアカウントを作成できない方はAWS公式のSkill BuilderのCloud Questを10時間程度やってみましょう
Skill Builderは無料で、AWS環境を試すことができるので非常に勉強になりました。S3にWebサイト構築や実際にEC2を立ち上げたりできて、試験で問われていることがわかるようになりました -
YouTube動画等の活用
Skill Builderも難しい人は、YouTube動画等のハンズオン動画を見てみるだけでも理解度が違います
最後に
AWSの経験が全くない段階で試験問題集と解くことが悪いとは思いませんが、知識と実際の操作が結びつかずに学習しても数ヵ月後には忘れてしまい、勉強が無駄になることもあります。
皆様が試験を通して一つでも多くの知識を得ることを祈っています。