はじめに|Obsidianをもっと自分仕様に
全世界のObsidianユーザーの皆さん、こんにちは!
Obsidianには ⌘/Ctrl + P で呼び出せる コマンドパレット が備わっています。
ふつうに選ぶだけでも便利ですが、よく使うコマンドを「ピン留め」 しておくと、次のようなメリットがあります。
- 一発で呼び出せるので、検索やショートカット入力が不要
- 自分の作業フローが可視化され、再現性が上がる
- “いま本当に使っている操作”を整理できる
キーボードから手を離さなくていいのが最高です
本記事では ピン留めの方法 と 筆者が実際に固定している 5 コマンド をご紹介します。
設定方法|ピン留め★はどこで?
ステップ1|設定からピン留め
- 設定画面を開く
- コアプラグイン > コマンドパレットを選択
- コマンドの新規ピン留めに入力
並び替えはドラッグ&ドロップで自由に変更できます。
ステップ2|⌘/Ctrl + P で呼び出し
これで、コマンドパレット( ⌘/Ctrl + P)から、よく使うコマンドをすぐに使えます。
実例|私のピン留め5選
- テンプレート: テンプレートを挿入
⇒ コアプラグインのテンプレートを選択します。頻度高く使います - PDFにエクスポート
⇒ 他人に資料を渡すときに頻度高く使用。頻度高く使います - Pandoc Plugin: Export as Mord Document (docx)
⇒ Wordで渡す必要があるときに。頻度は低いけど重要 - ブロッククォートをトグル
⇒ショートカットキーをすぐ忘れるので - すべての見出しとリストをフォールド
⇒たまにしか使わないけど、使うときには迷いたくない
めちゃくちゃよく使うものか、たまに使うけれど、迷子になりがちなものをピン留めしています。
コツ|少数精鋭で快適キープ
- 最初は 2〜3 個だけ ピン留めして、次第に増やしていくのがオススメ
- 使わなくなったらピン留めを外して整理(“今の自分” に合わせる)
- Obsidian Copilotのカスタムコマンドとも相性がいい
おわりに|“作業導線”をつくる小技
ピン留めは 0 分で導入できる小さな効率化。
よく使う操作をすぐ呼べるようにしておくと、Obsidianの“作業導線”が快適になります。
コマンドパレットをピン留め★で快適化、ぜひ試してみてください。
参考リンク
環境
- Obsidian v1.9.1
- macOS Sequoia 15.4.1
- MacBook Pro (14-inch, 2021)