いったいObsidianとは何なのか?
自問自答してみた
公式には何と言っているか
引用が長くなってしまったけれど「いまのメモアプリってさあ、プログラマがIDEなしでコード書いているようなもんだぜ」というのに、頭をガツンとやられた気がする。
OBSIDIAN フロントページ
A second brain, for you, forever.
あなたのための、永遠の、第二の脳。
Obsidian is a powerful knowledge base that works
on top of a local folder of plain text Markdown files.
Obsidianは、プレーンテキストのMarkdownファイルを用い、ローカルフォルダで機能する強力なナレッジベースです。
The project - OBSIDIAN
Why build yet another note-taking app?
どうしてもうひとつノートアプリをつくるのか?
Like the cliché goes, we started Obsidian
because Erica couldn't find anything that
can satisfy her need to build a personal
knowledge base. She has tried all kinds of
software from TiddlyWiki to TheBrain;
nothing felt right though.
決まり文句にあるように、エリカが個人的な知識ベースを構築する必要性を満たすことができるものを見つけることができなかったので、私たちはオブシディアンを始めました。 彼女はTiddlyWikiからTheBrainまであらゆる種類のソフトウェアを試しました。しかし、何もちょうどよいと感じませんでした。
Quarantine finally gave us the chance to start making it.
After thinking about it some more,
we decided on the three most fundamental directions of Obsidian:
調べて回るのは終わりにしてついに私たちは作ることにしました。少し考えて、オブシディアンの3つの最も基本的な方向性を決定しました。
Local-first and plain text;
Link as first-class citizen;
Make it super extensible.
ローカルファーストのプレーンテキスト。
リンクを第一級市民に。
スーパー拡張可能。
Although we call it a personal knowledge base or your "second brain",
we also like to think of it as an IDE for your notes.
You can think of an IDE as a powerful frontend that tries
to understand your code, such as where are functions and variables stored,
what are their types, and by doing so make it super easy
to navigate code and get suggestions as you type.
私たちはこれを個人的な知識ベースまたはあなたの「第二の頭脳」と呼んでいますが、ノートのためのIDEとしても考えたいと思います。IDEは、あなたのコード(つまり関数や変数の場所やそれらの型など)を理解しようとする強力なフロントエンドであり、だからこそコードの海をうまく泳ぎ、入力するときによい示唆をしてくれるのです。
In this sense, with most of the current note-taking apps,
working with notes feels like writing code without syntax highlighting,
code autocomplete or Git integration.
All the things that programmers have been taken for granted for decades.
That's pretty sad, don't you think? Today's knowledge workers are facing
new challenges all the time, and they deserve better tools.
そういう意味でいえば、現在のほとんどのノートアプリは、シンタックスハイライト、自動補完、Git統合なしでコードを書いているようなものです。プログラマが何十年ものあいだ、当たり前と思ってきたすべてのものがないのです。かなり悲惨ですよね? 今日のナレッジワーカーは常に新しい課題に直面しており、より優れたツールが必要です。
紹介する人は何と言っているか
Obsidianは、マークダウン+ネットワーク型のノートアプリです。
ノートアプリObsidianの基本的な使い方 - ごりゅご.com
一言で雑にまとめると「ローカルで使えるRoam Research。ただし、アウトライナーではない」
先ずは三言
メモ魔を自認する者は使ってみるがいい ( ・`ω・´)キリッ
Qiita下書き用ツールとしても使えるよ ♪ ̄ω ̄)ノ
vi操作モードあり。
Evernote vs Notion vs ScrapBox vs Roam Research vs Obsidian - jMatsuzaki
第二の脳を外部に構築するというなんとも胸がデレッと甘くなるようなユートピアに誘われ(中略)ちなみに、第二の脳を作るというのは、考えるためのメモアプリ、ノートアプリということ。知識をまとめ、整理し、体系化し、新しい洞察へとつなげることを意図しています。(中略)もう各サービスの特徴は分かったということで、EvernoteとObsidianの2つに統合していくことに決めました。
自分の脳をデジタル化して知識ネットワークを作りませんか?Obsidianはそんな願いを叶えてくれる新しいメモアプリです。
わたしの意見
Obsidianは……
-
メモツールである(changelogスタイルの)
-
拡張可能なテキストエディタである(極めて広範囲かつ柔軟に拡張可能)
- Javascriptと標準的な技術ツールで組み上げられている
- JavascriptやCSSで簡単に拡張できる
-
エンジニアでなくてもつかえる、ドキュメント/メモツールである
- 「エディタ」や「マークダウン」への抵抗さえなければ!
- 先人のさまざまな智恵と工夫が利用できる
- 「こうあってほしい」ことは、すでにできるか、誰かがやれるようにしてくれる
-
知的生産のコアツールである
- と言いたいが、これは他のツールとも比較しなければ結論づけにくい
たとえば理系ライターズ チーム・パスカルのみなさんなどが使うには、ドンピシャのツールになり得るのではないかという気がしている。
- Obsidian + GitHubなどで共同作業すれば、いろいろなムダが省けるのではないだろうか……
- Wordに落としたりするところがネックになるかな?(スクリプトとか変換ツールでなんとかならないかな)