株式会社カオピーズは、これまでAI開発で積み上げてきた画像解析技術、研究開発経験を活かし、2020年に発表した「Kaopiz OCR」を改良し続けてきました。そして2021年、Kaopiz OCRは新たに手書きOCR機能などを盛り込んだ「機能性AI-OCR Yomokka」として再誕しました。
Yomokkaは活字・手書きを問わず、あらゆるフォーマットの書類から指定した情報を⾃動的に識別し、99.5%までの高精度で読みとることができます。
機能性AI-OCRとは?
「機能性AI-OCR」とはどんなフォーマットの書類からでも、必要情報を自動的に探し出して読み取ることができるカオピーズの技術です。従来型のOCRではあらかじめ読み取りたい部分を範囲設定する必要がありましたが、この技術によりYomokkaは文字の位置関係やキーワードから必要情報と関連項目を自動的に判断し、読むことができます。
Yomokkaの対応範囲は広く、身分証明書などの定型文書はもちろん、名刺や請求書などの取引先ごとにフォーマットが異なる非定型文書や、アンケート用紙に書かれた手書き文字なども柔軟に読み取ることが可能です。
機能性AI-OCR Yomokkaの特徴
カオピーズのOCRはデビューから2021年現在までの1年間、多くの事業者様に信頼され、採用・導入されてまいりました。またお客様と技術や製品を共同開発するたびにエンジンを絶えず改良し続けています。今回新たに対応した手書き読み取り機能のほか、機能性AI-OCR Yomokkaには以下のような特徴があります。
① どんな書類、どんな画像からも柔軟に読み取り可能
汎用型エンジン以外に、パスポートや免許証などの各種特化型エンジンもご用意しております。
② 必要な情報を⾃動的に探して読み取り可能
取引先ごとにフォーマットが異なる書類も、一枚ずつ範囲指定をせずに、まとめて読んで簡単にデータベース化することができます。
③ 読みたいキーワードに関連する内容・値を判断
請求書などは、表内のキーワードと縦横の位置関係から内容を判断し、読み取ります。
④ 手書き文字、国内で一般的に使用されている殆どのフォントに対応
横文字であれば、活字と手書き文字が混在していても読むことができます。
⑤ スマートホンで撮影した画像からも読み取りが可能
カオピーズの高精度の画像処理技術で、斜めに置かれた書類や、台形画像を補正し、内容を読み取ります。
⑥ 読み取り精度は業界トップクラス!
⑦ ご要望に沿ったカスタマイズを行い、お客様専⽤のエンジンも開発可能
自社サービスへの組み込みや、OCR以外の技術と組み合わせた導入などのご相談も承っております。
▶ カオピーズのAI-OCRのデモサイト:https://ocr.kaopiz.com/
「その書類、Yomokkaで読もっか?」
「Yomokka」- Kaopiz OCRは、従来のOCRにAIを搭載した、新しいタイプの文字読取りエンジンです。
さまざまな文章を高精度で認識し、正確にデジタルデータ化することで、業務効率の向上やコスト削減に大きく貢献いたします。
Yomokkaという名前は口語である「読もっか?」に由来します。Kaopizの機能性AI-OCRはいつでもご利用者様のすぐそばにあり、まるで親しい友人のように、気軽に読み取りを行う存在でありたいというメッセージが込められています。
文字読取りAIエンジンを導入して業務効率化を図りたい方やDXを促進させたい方はお気軽にカオピーズへお問い合わせください。
※カオピーズではOCR以外のシステム開発のご相談も幅広く承っております。弊社株式会社カオピーズは、2014年9月に創業してから7年目を迎え、お客様に高品質なシステム開発、DX推進支援、AWS導入支援、AI画像認識等のオフショア開発サービスをリズナーブルな価格で提供しています。お客様のご要望をヒアリングした後、それに見合った開発基盤、プロセス、体制などを提案し、お客様と合意した上、システム開発を行なっていきます。多くの企業様を支え続けてきた300案件以上からくる豊富な知見とノウハウで、ご要件に見合ったクラウドサービスの提案からクラウド環境の設計、構築、運用をまでサポートいたします。カオピーズにとって、案件の初期のみならず、開発期間中に出てくる課題を解決し、要件変更に対して最適な対策を取るなどが必要です。そこで、システム開発に関してお悩みがあれば、是非お気軽にご相談ください。