はじめに
この度MicrosoftのDP-203試験(Azure Data Engineer Associate)を受験してきましたので、勉強した内容と受験した感想を書いておきます。
これから受験される方の参考になれば幸いです。
前提
- AZ-900/AZ-104/AZ-700/AZ-305/AZ-204/DP-900/AZ-500は取得済み
- AzureはAPIM、DevOps、AppService等の一部サービスを検証で触った程度。データ分析系のサービスは未使用
- AWSの実務経験あり
- AWS認定は全て取っています(詳細はこちら) ※PASはこちら
- Google Cloud認定は5つ取ってます
学習内容
①MS Learn
DP-203は試験本などは出ていないのでMS Learnで基礎知識を学習しました。
内容としては、データを溜めるAzure Data Lake Storage、データを変換するAzure Data Factory、データをリアルタイム連携するAzure Stream Analytics・Azure Event Hubs、データ系の機能が統合されているAzure Synapse Analytics・Azure Databricksが主なものとなります。
以下の資格ページの下の方にラーニングパスがあるので、全部読みました。
ラボは環境がなかったので、省略しています。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/exams/dp-203/
②Udemy
MS Learnを使って学んだあとはUdemyで以下の問題を解きました。
思ったよりも難しいというか、この講座の問題の出し方があまり良くなく、問題文を読み解くだけでかなり時間がかかるのであまりお勧めはしません。
恐らく本番よりも難易度は高めに設定されていると思います。
③公式模擬問題
Azureは公式が無料の模擬問題を準備してくれているので、こちらも解きました。
こちらは本番よりも難易度は低めに設定されていましたが、知識の確認には良かったので、ここでわからない内容をMS Learnなどで振り返るのが良いと思います。
受験した感想
思ったよりは難しかったですが、試験中に確認できるMS Learnを駆使して何とか解ききることができました。
ただ、当たり前かもしれませんが、答えがそのまま載ってることはほとんどないので、答えに関連する記述を読み解く必要があります。
MS Learn頼りの合格は難しいと思うので、せめて各サービスの機能の概要や使い方はイメージできるようになってから受験されると、最後の一押しぐらいはしてくれると思います。
受験結果
かなりギリギリでしたが合格でした。
MS Learnで調べた問題が最後の一押しをしてくれたと思います。
おわりに
AWSのデータ系サービスに比べるとかなり機能が統合されて使いやすい印象を受けました。
実際に業務で使うと違うのかもしれませんが、サービスの考え方は他のデータ基盤にも流用できそうな内容でもあったので、サービスの知識以上に得るものは多かったと思いました。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。