はじめに
Azure AI Service でナレッジ ベースを利用すると、 Language Studio の画面上でナレッジ ベースを作成からトレーニングとテスト、更にデプロイまで実施できます。
そして、デプロイ完了後に自動ボット作成機能を実行することで、 Azure portal で Web App Bot を作成できます。
つまり、画面上の操作のみで FAQ のボットを作成し、利用可能とすることができるのです!
MS ドキュメント
- Azure AI Bot Service ドキュメント
- https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/bot-service/?view=azure-bot-service-4.0
- ※個人の M365 アカウントでは、 Power Virtual Agents は利用不可
自動ボット作成機能をを利用する場合の大まかな流れ
- Azure portal(portal.azure.com)で言語サービスを作成する。
- Language Studio(https://aka.ms/languageStudio)で作成した言語サービスのカスタム質問応答機能を使用して、ナレッジ ベースを作成する。
- Language Studio でナレッジ ベースのトレーニングとテストを行う。
- Language Studio でナレッジ ベースをデプロイする。
- デプロイ後に、 Language Studio の「ボットの作成」にて Azure portal を開く。(自動で別タブが開く)
- 開いた Azure portal に表示された画面から Web App Bot を作成する。
参考
- 質問への回答を調べる
- Azure AI Language と Azure AI Bot Service を使用してボットを構築する
カスタムのボットを作成する場合の情報
- 音声を使用する Bot を作成したり、自然言語を理解したり、質問や回答を処理する場合などで、カスタムの Bot を作成する。
- Microsoft Bot Framework SDK を使用
- Microsoft Bot Framework と Azure AI Bot Service には、インテリジェント ボットを構築、テスト、デプロイ、管理するためのツールが用意。
- Bot Framework には、ツール、テンプレート、関連する AI サービスなど、ボットを構築するためのモジュール式の拡張可能な SDK が含まれる。
参考
- Bot Framework SDK
- Bot Framework SDK を使用してボットを作成する