はじめに
AWSを利用し、実際の構築を行ってみる
最終目標
EC2のグローバルIPにアクセスすると、apacheのデフォルトページが表示されるようにする
作成していく過程でわかない部分があるとおもいます
その場合はnarekomu-ai等を活用し調べてください
利用するツール
- putty
VPCを作成する
構成情報
VPC名 | IPv4 CIDR | リージョン |
---|---|---|
OJT-VPC-[自分の苗字(ローマ字)] | 10.0.0.0/16 | 東京 |
サブネット名 | IPv4 CIDR | アベイラビリティゾーン(AZ) |
---|---|---|
OJT-subnet-public-ec2-ap-northeast-1a | 10.0.1.0/24 | ap-northeast-1a |
OJT-subnet-public-ec2-ap-northeast-1d | 10.0.2.0/24 | ap-northeast-1d |
OJT-subnet-public-alb-ap-northeast-1a | 10.0.3.0/24 | ap-northeast-1a |
OJT-subnet-public-alb-ap-northeast-1d | 10.0.4.0/24 | ap-northeast-1d |
ルートテーブル名 | VPC | ルートの編集 | サブネットの関連付け |
---|---|---|---|
OJT-rtb-public-ec2 | OJT-VPC-[自分の苗字(ローマ字)] | 10.0.0.0/16 0.0.0.0/0 IGW |
OJT-subnet-public-ec2-ap-northeast-1a OJT-subnet-public-ec2-ap-northeast-1d |
OJT-rtb-public-alb | OJT-VPC-[自分の苗字(ローマ字)] | 10.0.0.0/16 0.0.0.0/0 IGW |
OJT-subnet-public-alb-ap-northeast-1a OJT-subnet-public-alb-ap-northeast-1d |
インターネットゲートウェイ | アタッチするVPC |
---|---|
OJT-igw | OJT-VPC-[自分の苗字(ローマ字)] |
EC2を作成する
EC2 | 設定値 |
---|---|
EC2名 | OJT-[自分の苗字(ローマ字)] |
利用するAMI | Amazon Linux 2023 AMI |
アーキテクチャ | 64ビット(86) |
インスタンスタイプ | t2.micro |
キーぺアについて
EC2を作成する途中で、キーペア名を選択する項目があります
ここは後ほどサーバーに対しSSHする際利用しますので新規作成します
そのため、新しいキーペアの作成をクリックしてください
※作成後ダウンロードされるファイルはなくさないでください
キーペア | |
---|---|
キーペア名 | OJT-[自分の苗字(ローマ字)] |
キーペアのタイプ | RSA |
プライベートキーファイル形式 | ppk |
ネットワーク設定
ネットワーク設定の右側にある編集ボタンをクリックしてください。
設定情報は以下の内容に変更してください
設定情報 | |
---|---|
VPC | OJT-VPC-[自分の苗字(ローマ字)] |
サブネット | OJT-subnet-public-ec2-ap-northeast-1a |
パブリックIPの自動割り当て | 有効化 |
ファイヤーウォール | セキュリティグループを作成 |
セキュリティグループ名 | OJT-ec2-sg |
説明 | ojt-ec2 |
インバウンドセキュリティグループ | |
タイプ | SSH |
ソース | 接続しているネットのグローバルIP |
ストレージを設定
- gp3の容量8GiBを入力してください
インスタンスを起動
- 設定を再確認し問題なければ、右側にあるインスタンスを起動をクリックする
作成したサーバー(EC2)にSSHする
puttyを起動する
- puttyを起動し、ホスト名に先ほどのパブリックIPの入力とクレデンシャルにキー作成時にダウンロードされたファイルを選択する
認証のための秘密鍵ファイルで先ほどダウンロードしたものを選択する
セキュリティアップデートをする
- 作成された直後ですと、セキュリティアップデートが存在している場合がありますので、アップデートしていきます
下記コマンドを順番に入力してください
sudo dnf upgrade
- アップデートがある場合ですと、y/nという表示がでてきますのでyを入力してアップデートしてください
- アップデートがない場合はy/nの確認が表示されないです
apacheをインストールする
- apacheというミドルウェアをインストールします
ざっくりと説明しますが、apacheはWEBサーバーソフトウェアというもので
インストール後サーバー(EC2)にアクセスすると、ウェブページが表示されるようになります
興味がある方は別途調べてみてください - 以下コマンドを入力してください
y/nの確認がありますので、yを入力してください
sudo dnf install httpd
apacheがインストールされているか確認する
systemctl status httpd
- deadになっている場合は下記コマンドで起動してください
sudo systemctl start httpd
サーバー(EC2)にHTTPで接続してみる
- ブラウザにEC2のグローバルIPを入力すると、apacheのデフォルトページが開くのですが今の設定ですと接続拒否されてしまいます
- 調べて接続できるようにしてください
条件
- 会社のIPから接続した場合のみ、WEBページが開くように設定してください
最後に
これでとりあえずのWEBサーバーができました
ただ、今の構成ですとEC2がダウンした場合サイトもダウンしてしまいます
次のOJTではサーバーを複数作成し冗長化することで、障害に強いサイトを作成していきます