はじめに

RubyでカッケーCLIアプリケーションを作りたい...
なんてこと、ありますよね？

そこでCurses(カーシス)です

Curses？

CursesとはUNIX系システムで端末制御を行うライブラリなのですが、
それをRubyでwrapしている(と思われる)便利なgemが同名のcursesです

個人的に使用した部分をメモとしてまとめました

cursesのインストール

gem install curses

rubyでcursesを使用

require 'curses'

Curses.init_screenで画面の制御スタート
Curses.close_screenで制御を終了します

Curses::Window.new(height, width, 1, 1)

ここで作成したWindowオブジェクトを使用する形になります

Curses::Window.close

作成したWindowオブジェクトを閉じます

Curses::Window.box(?|,?-,?+)

引数に指定した文字で枠を生成します
枠の大きさは呼び出し元のWindowオブジェクトに依存します

Curses::Window.refresh

文字列などを表示させたら画面を更新してあげてください

Curses::Window.setpos(y, x)

呼び出し元のWindowの(y,x)座標にカーソルを移動させます
文字を表示させたりする際にはカーソルを事前に移動させる必要があります

Curses::Window.addstr(str)

Curses::Window.getch

入力待ち状態になります
入力した1文字が返ってきます

Curses::Window.getstr

先程の文字列版です
入力待ちになり、文字列が取得できます

入力された文字が表示されなくなります

Curses::noecho

入力が表示されるようになります
主に文字を入力させたい場合に一時的に切り替えるために用います

Curses::echo

え？おわり！？

はい、終わりです
基本的には上記のことだけである程度使用できるかと思います

文字の色を変えたり、その他、もっと高度なことがしたい方は、こちらのサイトが参考になるかと思います