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集中管理型無線LANのリンクについてのメモ

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概要

  • CCNAの勉強中に出てきた集中管理型無線LANのリンクについてのメモ

集中管理型無線LANとは

  1. 集中管理型アクセスポイント(AP)
    • 電波を出して接続を提供するだけの装置
  2. WLC(ワイヤレスLANコントローラー)
    • APに代わってアドレスの割り当てなど色々な処理をやる装置
  3. スイッチ
    • APとWLCをつないでいる。本当はルーターともつながっているが今回は省略

・これらの組み合わせで作る無線LANのこと

無線LANのリンクとは

  • APとスイッチ、あるいはスイッチとWLCの間のLANケーブルの設定
  • アクセスリンク(仮想LAN一つだけ)とトランクリンク(複数の仮想LANで共用可能)がある
  • APとスイッチの間はアクセスリンク
  • スイッチとWLCの間はトランクリンク

疑問点

  • APとスイッチの間に流れるデータは、複数の端末の、つまりは複数の仮想LANからのデータを含みうるのだからトランクリンクにするべきでは?

結論

  • APとスイッチの間を通るとき、データはAPと同じ仮想LANのデータに変換されているのでアクセスリンクでよい
  • AP→スイッチ→WLCの流れでデータが流れる際、そのまま流れるのではなく、CAPWAPというプロトコルによってカプセル化(変換)されて流れる
  • その後、WLCでカプセル化を解除されてスイッチに流れる
    • このとき初めてデータにはどの仮想LANに所属しているか、という情報が付与される。結果として、WLCから出ていくデータにはそれぞれの仮想LANに所属する
    • そのため、WLCとスイッチをつなぐリンクはトランクリンクなければならない

その他

  • APとスイッチの間をトランクリンクにしても一応成立する
    • ……が、設定が面倒くさくなるのでアクセスリンクを使った方が合理的
  • SSIDと仮想LANを関連付けして仮想LAN情報を付与する作業をAP内で行った場合、アクセスポイント→スイッチ間はトランクリンクでなければならない
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