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SharePointへのHTTPリクエスト(RESTサービス)の送り方(JSONもあるよ)

Last updated at Posted at 2019-06-18

はじめに

SharePointのポータルサイトを構築している時に多用するRESTをメモ帳を兼ねて記述しています。
ヘッダ記述すればFlowでも使えます。
(REST-APIは、URL欄に直接入れて叩くとxmlで返ってくるのですが可読性に難があるので、
ヘッダの記述でJSONでレスポンス返すようにリクエストを送っています。)

*6/19追記:コピペする時に、リスト内容取得のところのコードが変になってたのを修正(ごめんなさい)&表示名か内部名かを追記。
6/20追記:別パターンのコード追加。
6/22追記:ヘッダについての追記と、具体的なJSON記述法を追記。

どんな時に使うのか

私は大抵Flowと組み合わせて使っています。(Flowの汎用性向上目的で、リスト名などを変数として置くため)
HTTPリクエスト⇒レスポンスのbodyをJSON解析⇒変数に置く⇒適宜使用。
変数に置いた後どう使えばいいかは、ほかの方の記事ですがMicrosoft Flow で SharePoint のリストアイテムを HTTP要求(REST)で更新するあたり参考になりますので、組み合わせて使ってください。

ヘッダ部分

※Flowで使う時は["]を取って下さい。

GETの時

Accept : "application/json;odata=verbose"
Content-Type : "application/json;odata=verbose"
※そのままだとXML形式で返ってきて可読性に難があるので、
「JSONで返してね」という内容です。

POSTの時

GETの時のヘッダにプラスして
X-HTTP-Method : "MERGE"
IF-MATCH : "*"
※POST要求の時、クエリでフィルターするだけなら上記のヘッダはいらないです。
POSTでアイテム更新する場合は、上記のヘッダにプラスして
リストアイテムのエンティティ型の内部名"ListItemEntityTypeFullName"が必要です。
("ListItemEntityTypeFullName"の取り方は後述します)

サイト(サイトコレクション)の情報を取得

サイトの情報取得
https://[サイトアドレス]/_api/web/

何に使う?⇒サイトの相対パス"ServerRelativeURL"を取得するため。(変数に置き換えてテンプレ化するのに使う)
GETメソッドで上記の「サイト情報取得」を使用してHTTPレスポンスを得た後、
「データ操作」⇒「JSONの解析」アクションを選ぶ。
コンテンツに「サイト情報取得」の本文を選び、下記スキーマを記述。

サイト相対パスを取得するJSON
{"type": "object",
    "properties": {
        "d": {
            "type": "object",
            "properties": {
                "ServerRelativeURL": {
                    "type": "string"
                }
            }
        }
    }
}

リストの内容取得

リストの内容取得
https://[サイトアドレス]/_api/web/GetList('[サイトコレクションの相対パス]/Lists/[リスト内部名]')
or
https://[サイトアドレス]/_api/web/lists/getbytitle('[リスト表示名]')

何に使う?⇒リストのGUID"Id"や、リストタイトル"Title"、リストアイテムのエンティティ型名"ListItemEntityTypeFullName"を取得する。
GETメソッドで上記の「リスト内容取得」を使用してHTTPレスポンスを得た後、
「データ操作」⇒「JSONの解析」アクションを選ぶ。
コンテンツに「リスト内容取得」の本文を選び、下記スキーマを記述。

ListItemENtityTypeFullName,Title,GUIDを取得するJSON
{"type": "object",
    "properties": {
        "d": {
            "type": "object",
            "properties": {
                "ListItemEntityTypeFullName": {
                    "type": "string"
                },
                "Title": {
                    "type": "string"
                },
                "Id": {
                    "type": "string"
                }
            }
        }
    }
}

リストの特定リストアイテム内容取得

リストの特定リストアイテム内容取得
https://[サイトアドレス]/_api/web/GetList('[サイトコレクションの相対パス]/Lists/[リスト内部名]')/Items([ID])
or
https://[サイトアドレス]/_api/web/lists/getbytitle('[リスト表示名]')/Items([ID])

*両方とも、後ろの([ID])を取れば全アイテム情報取得になる。

POSTメソッド(アイテムの更新など)でリストアイテム内容取得&更新する時

POSTメソッドでリストアイテム内容取得&更新
https://[サイトアドレス]/_api/web/GetList('[サイトコレクションの相対パス]/Lists/[リスト内部名]')/GetItems([ID])

1つ上のと似ているが、GETメソッドの時にGetItems使うと怒られるので、POSTなどの時に使ってください。

ドキュメントライブラリ内容の取得

ドキュメントライブラリのフォルダ内容取得

ドキュメントライブラリのフォルダ内容取得
https://[サイトアドレス]/_api/web/GetFolderByServerRelativeUrl('[フォルダ名]')

MSの公式:REST を使用してフォルダーとファイルを操作する には下記のとおり書いてあるが、
この通りに打つとエラー吐くので、/Shared Documentsの前のスラッシュはとること。

url: http://site url/_api/web/GetFolderByServerRelativeUrl('/Shared Documents')
method: GET
headers:
Authorization: "Bearer " + accessToken
accept: "application/json;odata=verbose" or "application/atom+xml"

ドキュメントライブラリのフォルダ内ファイル内容全取得

ドキュメントライブラリのフォルダ内ファイル内容全取得
https://[サイトアドレス]/_api/web/GetFolderByServerRelativeUrl('[フォルダ名]')/Files

ドキュメントライブラリのフォルダ内の特定ファイル取得(IDを指定)

ドキュメントライブラリのフォルダ内の特定ファイル取得(IDを指定)
https://[サイトアドレス]/_api/web/GetFolderByServerRelativeUrl('[フォルダ名]')/Files([ID])

#関連リンク
MS公式:REST を使用してリストとリスト アイテムを操作する
Qiita:SharePoint REST サンプル集(@HiroakiOikawaさん)
Qiita:Microsoft Flow で SharePoint のリストアイテムを HTTP要求(REST)で更新する(@chimimouryouさん)

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