Ubuntu MATE で Fcitx の挙動がおかしくなった時の対処方法
投稿日:2021年02月21日
概要
Ubuntu MATE の環境下で、 Fcitx の挙動がおかしくなった時の対処方法。
1年に数回程度の頻度で、Fcitx の挙動がおかしくなる時があります。
対処に至った経緯
・文字を入力するプレビューウィンドウの表示位置がおかしい。位置がズレる。
・文字変換する際のキー割り当ての挙動がおかしくなった。
・挙動が不安定
環境
Linux Mint 20 Ulyana 64bit
解決
基本的に、Fcitx の設定ファイルを削除して、OSを再起動すれば大抵の場合は直ります。
まず、最初に、画面下のタスクバーの右下辺りにある、Fcitx のアイコン(キーボードのような絵)を
右クリックして、"閉じる" を選択して Fcitx を終了させます。
次に、下記のパスにある、Fcitx の cofig フォルダを全て削除します。
"~/.config/fcitx"
そして、OS を再起動すれば、Fcitx のプレビューウィンドウの位置ズレが治りました。
※ Linux では、"." で始まるフォルダは、隠しファイル扱いになっている為、
ファイルマネージャを使って上記フォルダを探す場合、"隠しファイルを表示する" の設定が必要です。
結論
Fcitx には、稀に、使用中に config ファイルの設定がおかしくなる不具合が発生することがあります。
その場合、前述のように、一度、Fcitx の config ファイルを全て削除してから、
OS を再起動すれば、基本的に大抵の不具合が治るようです。
私が経験した Fcitx 関連の不具合は、全て、上記のやり方で修復することが出来ています。