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「◯◯なし」という◯◯ ※◯◯には同じ文字が入ります

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Last updated at Posted at 2025-12-24

1. はじめに

メリークリスマス♪
早くも(?)最終日となりましたスタンバイのアドベントカレンダー
今年のスタンバイアドベントカレンダーは企画職にとどまらず営業職からもエントリーがあり、多様性がどんどん増してるのを微笑ましく思いつつ、

さて、3年ぶりに何を書こうか。。。

ある日、色々ネタを書き出してはみたものの、3分ぐらいで行き詰まりました。

そんな中、本記事はとある12月上旬の朝、散歩中に思いついたものを記しています。


2. 「目的なし」という目的

本記事は◯◯に「目的」という言葉を入れて話を進めます。

2-1. よく引用する話

この1年間、私の主たる役割は何らかのマネジメントでした。
その中で、メンバーと話すときに、
どこかで聞いた話を起点に話す場合も多々ありまして、、、

特に「色々考えてるんだけど行き詰まっている」的な話のときに、
何年経ってもたまに引用させていただいているお話があります。

それは人間の普段の行動と、脳内にある3つの思考モードの話。

引用元:https://coach.co.jp/lecture/20200727.html

この石川善樹先生という方の講演は、数年前に聞ける機会をいただき、
話の内容はもちろん話し方もお上手で全体的にすごい楽しめたのをよく覚えています。その中でも2つの軸を使った行動の分類と、脳内の思考モードとの関連性の話が強烈でした。

※ちなみに引用元の記事は全4回に分かれていますが、
 全部面白いのでお時間のある方はぜひ第1回からお読みください。

2-2. 行動の分類と思考モードの紐づき

2つの軸というのが

  • その行動の 目的の「ある」「なし」
  • その行動を 「ひとり」 でやっているか 「みんな」 でやっているか

で、
これらに紐づく思考モードがあって、

  • アイディアをどんどん出せる 直観モード
  • アイディアを3つぐらいに絞り込む 大局観モード
  • アイディアを1つに決める 論理モード

という話なのですが、書いてみたものの、
明らかに図の方が分かりやすいので、図ごと引用させていただきます。

まず、行動の2軸を図示してみます。
各象限に行動例が書かれているので、イメージしやすいんじゃないかと思います。

image.png

これらに、思考モードをマッピングすると以下のように紐づくらしいです。

image.png

私は当時講演中から結構すんなり納得できました。(石川先生の話が上手だったのもありそうですが)
皆さんはいかがでしょうか?

ここで、このお話を引用する時の話に戻しますが、
「色々考えてるんだけど行き詰まっている」という相談を受けたとき、
この「色々考えてるんだけど」というのが、
あるいはすでに誰かに相談しているというのも含め、大体の場合は仕事上で
「目的あり」の行動の中を行ったり来たりしていることが多いと思うのです。

2-3. 行き詰まった時の「目的なし」のススメ

もちろん「目的あり」思考の中で解決していくこともあると思いますが、
どんなお仕事であっても、何か解決の糸口を探っていくときに、
今までとは異なる思考の出発点が欲しくなる時ってないでしょうか。
つまり新しいアイディアですね。

ただ、上の図が示しているのは、
「目的あり」の行動ではどうにも新しい思考の出発点は出にくいということなのです。

ここで 「目的なし」のススメ です。

本能的に、行き詰まった際に「目的なし」側の行動に切り替えられる方、
経験的に「目的なし」の行動を織り交ぜられる方も、
よーく周りを見ているといらっしゃる気もしますが、

最終的には、何かを継続的に発想し課題解決し続けていくためには、
この時間の使い方のバランスが必要なのだ、ということです。

2-4. モードを行き来するためという目的のための「目的なし」行動

これを知ってしまうと、もはや「目的なし」の行動を取ることを目的として、
どう時間を使っていくか、時間配分どうするか、などを考えてたくなってくるのです!
(きませんか!?)

そしてもう1点、もうお気づきですね。
冒頭にこんなことを申し上げました。

そんな中、本記事はとある12月上旬の朝、散歩中に思いついたものを記しています。

そう、本記事も、
ひとり×「目的なし」から生まれたのです。

3. スタンバイの開発行動指針「START」と思考モードについて

これだけだと面白くないので、
もうちょっとこれを弊社スタンバイのプロダクト行動指針である
「START」 と絡めて考えていきましょう。

ちなみに、この「START」は5つの行動指針の頭文字を並べたもので、
4年前の
https://qiita.com/hakocha/items/64fab2a31a277138765a
こちらでご紹介済みだったりします。

当時は会社のフェーズが変わった時のために次の指針を考えておこうなんて思っていたものですが、
4年以上経った今でも表彰なども含めて活用し続けている、
とても良い指針です♪

考えていくためには、まずそれぞれの定義をご紹介しなければなりませんので、
以下に記しておきます。

- Scientific(科学的)
  数字をビジネス、プロダクトの共通言語として、
  すべての事象や方針決定においてできる限り数字の裏付けをもとに実施され、評価され議論が行われる
- Technological(技術的)
  あらゆる課題解決において技術的解決を最優先に考え、
  実施、または、技術的課題解決の未来のためのソリューションを提供する
- Ambicious(野心的)
  グロースハック環境が整備され、常に野心的な戦略や目標に向かって挑戦し続ける
- Relevant(自分ごと化)
  ビジネス、技術の専門家としてプロダクトの成長を考え、
  ユーザにとってより最適なソリューションを提案し続ける
- Transactive Memory(知恵最大化)
  個々の専門性をリスペクトし、協力し合い、議論し、より最適な結果を導き出す

ではこれらの行動指針を体現していく際の、
各思考モードに関する行動例を書いてみることにします。

3-1. Scientific(科学的)
  • 直感モード:
    共通言語が合わずに悩んだとき、どんな共通言語、例えば数値指標を持ってくるかを発想する
  • 大局観モード:
    組織として体系化する際に、よく現れるものなどを絞り込んでROI高く可視化する
  • 論理モード:
    詳細な定義を議論し、適切な可視化の形を設計する。

こういう行動が繰り返されていくと、組織としてもScientificになっていきそうですね

3-2. Technological(技術的)
  • 直感モード:
    目の前の課題に対して、どんな技術的解決が存在するかを発想する
  • 大局観モード:
    技術的な選択肢から課題解決力はもちろん、システムの安定性や保守性等の観点含めて技術選定を行う。
  • 論理モード:
    課題解決に向けての詳細設計の確定。

ITの会社として技術的な解決をしていくことは当たり前ですが、
運用保守も含めて最適な解決策を選んで実行するのって、簡単じゃないですよね。

3-3. Ambicious(野心的)
  • 直感モード:
    高い目標を実現していくために自身ができることのアイディアを出す
  • 大局観モード:
    より早く実現できたり、仕組み化できる手段を選定する
  • 論理モード:
    実行の詳細仕様を決定する。

野心的な目標って、最初は手段が分からないことの方が多いですが、
すでに世の中の皆さんも様々なアイディアを出し、再現性のある仕組みを
作られてきてますよね。

3-4. Relevant(自分ごと化)
  • 直感モード:
    自分の役割の範囲外の課題に対してもできることを考えてみる
  • 大局観モード:
    具体的な解決策や、他の人とのチームワークについて考えてみる
  • 論理モード:
    具体的な解決策を具現化して進める

当事者意識の原点自体は、ユーザーファーストの理念だったり、好奇心だったり、人によって色々あると思いますが、自分の範囲をはみ出していく時って頭フル回転ですよね。

3-5. Transactive Memory(知恵最大化)
  • 直感モード:
    誰に頼ったら良いかを考えてみる
  • 大局観モード:
    いくつかの選択肢がある中で、最適な連携相手を探していく
  • 論理モード:
    連携して解決策を進める。

現在地としてどれだけチームのことを知っているかによってもモードの行き来具合は
変わってくると思いますが、最終的に行き来した結果組織としても
知の保存が進んでいくんですよね。

3-6. まとめ:STARTを体現するためにも

上記の行動例は、あたかも直感→論理まできれいに流れている風に見えるかもしれませんが、実際に書き出しながら普段の行動を想像しながら考えてみると、同じ課題だったり、次の課題との関連性の中で、モードを行き来しながら解決に向かっていくものだということが実感できてきます。

スタンバイの「START」は、
その先の理想的な自立型組織というビジョンの元に掲げている行動指針ですが、
この自立型組織を構成するメンバーが「START」を体現し続けるために、
思考モードの行き来 は大切である、と私は考えているのです。


4. おわりに

さて、ここまで本記事は『「目的なし」という目的』関連の話を色々書いてきました。

それは今まで私がメンターと対話する中で、何回も出てきているため、
ここらで共有がてらまとめてみるのが年末のおさらいとして良さそうと思ったから。

ではなぜ記事のタイトルは、『「◯◯なし」という◯◯』にしたのか。

実はこの◯◯にハマるワードには、別のアイディアもいくつか散歩中に生まれてしまっており、
個人的に『「◯◯なし」という◯◯』という型(構文?)に対して
未来感?(いや、多分アイディアの拡がり感的なことなんですけど)
を感じてしまったからです。

偶々本記事に出会ってしまった方にはぜひ、

『「◯◯なし」という◯◯』 の◯◯を、
身の回りでよくある言葉で無邪気に埋めていただいて、

それについて
年末年始に考えてみるなり、
何か書いてみて投稿するなり、
誰かに書いて欲しいとリクエストするなり、

やってみていただきたい!!!と思ったのが、
実は最初の散歩中の思いつきでした。笑

こちらは思いつきっぱなしの話で全然まとまらなかったのですが、
多分自分の中でもいくつかやってみないとまとまらないのだと思っています。
ので、本記事はまとめるための1つ目として記録しておきます。

私の中では、またどこかの機会で以下のことについても書き起こしてみようかと。

  • 「マネジメントなし」というマネジメント
  • 「楽しみなし」という楽しみ

5. おわりのおわりに

と、おススメだのやってほしいだのを書き殴っておいて恐縮ですが、
もちろんそれぞれの年末の過ごし方を楽しんでいただきながら、
良いお年を〜

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