micro:bitでプログラミングする場合、基本はMakeCodeでブロックプログラミング。
特に子どもたちに教えるときはこれ一択。
ブロックを並べるだけでプログラミングできてとっつきやすい一方、色々と制約もあります。
その中でも個人的に気になっているのが”アイコンの画面表示”。
micro:bitにはプリセットされているアイコンがいくつかあります。
アイコンの表示ブロックを使ってアイコンを表示するとアイコンをきっちり見せるために0.3秒程度表示されっぱなしになります。厳密な表示処理をしたいときにはこれが困ります。
今回はこの”アイコンの画面表示”でその制約にどのような違いがあるか、というかmicro:bit Pythonでは問題なかったので比較をここにまとめました。
何を作るか
ハートアイコンとスマイルアイコンが交互に表示されるプログラム。
最短で切り替わるシンプルなプログラムとする。
MakeCode
シンプルにずっと、の中にハートアイコンとスマイルアイコンを配置しました。
ちなみにJavaScript側に切り替えても特にWaitはかかっていません。
micro:bit Python
シンプルにハートアイコンとスマイルアイコンを表示するだけのプログラムです。
比較動画
左側がMakeCode、右側がmicro:bit Pythonです。
左は見慣れたアイコン2つの切り替わりですが、右のmicro:bit Python側は肉眼で見ても動画同様に切り替わっていることはわかるけどもなにかは見えない状態です。逆に言えば切り替える前にきっちり見せたいような場合はWaitを挟まないといけないということになります。
これはいままでなにか解決策がないかと思ってきたところなので良い方法がやっと見つけられました。
この辺りを悩む子どもが出てた時に解決策として提供する準備ができました(^^;


