まえがき
Kotlinを使ってAndroidアプリの開発を行っていますが、Kotlinはどういう歴史をたどって現在Androidアプリの開発のメイン言語になったのか気になったのでこの記事を書きました。
きちんと調べたはずですが、間違いなどがあったら是非ご指摘お願いします。
Kotlinとは何か?
KotlinとはAndroidアプリ開発を行う際に使用するプログラミング言語です。
もともと、Androidの開発言語はJavaでしたがGoogle I/O 2017にて、
正式なAndroidの開発言語になりました。
参考サイト
https://blog.jetbrains.com/kotlin/2017/05/kotlin-on-android-now-official/
そして、Google I/O 2019にて「Kotlinファースト」が強化されたことにより開発において最新のアップデートはKotlinからされるようになりました。
Kotlinの歴史
ロシアのレニングラード州都サンクトペテルブルクに研究開発拠点を置く、ジェットブレインズ社で生まれ、2011年7月20日に発表されました。
いきなり横にそれますが、ジェットブレインズ社の本社はチェコ共和国の首都プラハにあります。有名な製品でいえば統合開発環境のIntelliJ IDEAが有名です。
さて、話を戻してKotlinはJavaをもっと簡潔で安全に記述でき、かつJavaと同様にOSによらず使うことができることを目的として開発されました。
すごく雑な言い方をするとJavaと最新言語のいいとこどりをして生まれた言語とも言えるのではないでしょうか。
そして、Kotlinのアップデートがどんどんされています。
次の課題としてアップデートに合わせて何がいつアップデートされたのかを表形式でまとめてみようと思います。
名前
Kotlin(コトリン)という名前の由来は、バルト海に浮かぶ『コトリン島』にちなんで命名されました。
また、Kotlinという言葉は「やかん」を表すフィンランド語です。なのでKotlinのロゴマークはやかんの形をしています。
上記のロゴは昔のものです。昔はこんなロゴだったんですね、まったく知りませんでした。
わかりやすさという意味では現在のものがぱっと見で分かりやすいですが、昔のロゴのほうがなんかかわいいですね笑
特徴
- 簡潔
- セミコロン不要
- ラムダ式
- 型類推
- 安全
- Null安全
- JVM言語
- Javaのライブラリやフレームワークを使用できる
- 静的型付け
- 変数にNullを基本的に認めない
- オブジェクト指向
- 関数型プログラミング
ほかにも細かい機能などもありますが、ここで書き出していくととんでもないことになるので機能に関してはそれぞれの項目で解説の記事を出していこうと考えています。
あとがき
最後に、Kotlinの歴史や機能を調べてみましたが、調べ切れてないことのほうがたくさんあります。なので今後追記や別記事で展開していきます。