背景

PostgreSQLは、9.4 からhstore やjson形式に対応したので、古いバージョンからUpgradeが必要になる場合もあり、自分のアップデートの経験をここで記しておきたい。

使える資料

基本はこれ一つをそのままやれば、なんとかなる。自分のUpgradeしたいバージョンに合わせて、適宜変える。しかし、やはり途中でエラーなどが出るものである。

環境

ubuntu 14.04
postgres 9.3 -> 9.5

あれ？自分のバージョンは？という人は、

クライアントバージョン

psql --version

サーバーバージョン

pg=config --version

Ubuntu

とりあえず設定ファイルをコピー

（必要性はない気がする。まあ念のため）

sudo cp /etc/postgresql/9.3/main/postgresql.conf ~/
sudo cp /etc/postgresql/9.3/main/pg_hba.conf ~/

Postgres9.5をインストール

updateして最新の状態にしてからインストール
（最後のpostgisはインストール失敗。なぜかよくわからない）

sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get install postgresql-9.5 postgresql-server-dev-9.5 postgresql-contrib-9.5
sudo apt-get install postgresql-9.5-postgis

データをDump

（Dump用のDirectoryを作成（必須ではない））

リンクでは、新しくDirectoryを作っているが、Sudo権限が必要になるので、場所は適宜自分で変更して良いので、これは飛ばしてもいい。

mkdir /mnt/dumps 
cd /mnt/dumps

Dump

以下を実行しDumpする（この場合CurrentDirectoryにDumpされるので、どこにいるか確認する）
bash sudo /usr/lib/postgresql/9.5/bin/pg_dumpall > pre_upgrade_from_9.3_to_9.5.dump

（うまくいかない場合は、sud su postgres でpostgres User で実行するとできるかもしれないが、postgres がsudoerでない場合は、上のコマンドのsudoをつけない）

（Configファイルでデータ保存場所の変更（必須ではない））

今回は変更せず。

Postgresをストップ

postgresユーザに切り替えて、postgresユーザがsudoer でない場合は、Sudoerになってから以下を実行すると、今あるPostgreSQLがとまる。（僕の場合は9.3と9.5）

sudo /etc/init.d/postgresql stop

Clusterを新しくして起動

sudo pg_dropcluster 9.5 main
sudo pg_createcluster 9.5 main

注意：Localeの設定ができてないとエラーが出る場合は、http://qiita.com/d6rkaiz/items/c32f2b4772e25b1ba3ba などを参考に、 export=en_US.UTF-8とexport LC_ALl=$LANGなどを実行してからpg_createclusterをすると大丈夫かも。

sudo /etc/init.d/postgresql start 9.5

Dumpしたデータを取り込む

今の状態では、前のデータはないので、データを取り込む。
- ポート番号は、/etc/postgresql/9.5/mainを確認する。Upgradeした場合は、5433に多分なっている。
- データは自分のDumpがおいてある場所を指定

sudo su postgres
psql -d postgres -p 5433 -f ~/pre_upgrade_from_9.3_to_9.5.dump

最後にRestart（必要かどうかはわからないが。。）

sudo service postgresql restart 9.5

これで完了

最後に

前のバージョンが要らなければ削除

sudo apt-get autoremove postgres-9.3

Mac

以下にUninstallとInstallするのを貼った。

残りは、DumpしてRestoreすれば大丈夫！

postgresをアップグレードする（Ubuntuメイン）

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