Xcode11からiOSアプリ開発にも使えるようになり、先日リリースされたXcode12ではかなり使いやすくなったSwiftPackageManager(以下、SwiftPM)について、プロジェクトへの導入方法とSwiftPMへ自作ライブリを作成方法のうち、この記事は導入方法になります。
↓作成方法はこちら
##SwiftPMとは
- Apple製のパッケージ管理ツール
- 「CocoaPods」や「Carthage」のようなもの
- SwiftPM ドキュメント(英語)
- SwiftPM Github
##ライブラリ導入方法
###導入環境
- Xcode12
###パッケージの追加
[ PROJECT ] → [ Swift Packages ] → [ + ]
[ 導入したいライブラリのURLを入力 ] → [ Next ]
※「導入したいライブラリ名 SwiftPM」などで検索すれば、導入したいライブラリのURLはわかると思います。
[ バージョン指定(今回は「Version」で行ってます)] → [ Next ]
バージョン指定方法は、それぞれ下記のようになっています。
タイプ | 内容 |
---|---|
Version | 特定のバージョンまたはバージョンの範囲を指定する |
Branch | ブランチ名を指定する |
Commit | コミットのIDを指定する |
また、「Version」では更にオプションが指定できます。
タイプ | 内容 | 例 | 例の意味 |
---|---|---|---|
Up to Next Major | 指定バージョン以上かつ次のメジャーバージョンより小さい | 1.0.0 < 2.0.0 | 1.0.0以上かつ2.0.0より小さい |
Up to Next Minor | 指定バージョン以上かつ次のマイナーバージョンより小さい | 1.0.0 < 1.3.0 | 1.0.0以上かつ1.3.0より小さい |
Range | 指定バージョン以上かつ指定バージョンより小さい | 1.0.0 < 1.5.0 | 1.0.0以上かつ1.5.0より小さい |
Exact | 特定のバージョンを指定する | 1.0.0 | 1.0.0 |
[ 「Add to Target」にて追加先を確認 ] → [ Finish ]
以上が、SwiftPMでのライブラリ導入方法になります。
呼び出し方は、他のライブラリ同様
ViewController.swift
//
// ViewController.swift
// SwiftPMTest
//
// Created by Isami Odagiri on 2020/10/03.
//
import UIKit
import Nuke
で、使用できます。
###参考