概要
SOY2 で Lチカ をやってみます。
Ethernet を介して、データを渡し、FPGA で計算をしてみたいのですが、まずは、サンプルソースを少し変更して、動作確認をしてみます。
今回は、ソース入手と、変更を加えるところまでです。
(「その2」 へつづく)
ソース入手
「SOY2 出荷時ソース」と「SiTCP ライブラリ」をそれぞれダウンロードします。
- 「SOY2 出荷時ソース」
「SOY2 関連 ダウンロードページ」の
SOY2 関連ファイル一式(SOY2-1.3.zip) をダウンロードします。 - 「SiTCP ライブラリ」
GitHub BeeBeansTechnologies/SiTCP_Netlist_for_Spartan7 から入手します。
Xilinx の Spartan 7 用 の Netlist など置いてあります。
Git で clone するか、[Donload ZIP] をクリックしてダウンロードします。
ソースコード修正
SOY2 基板上の LED を、点滅させてみます。
3色LED の緑色に対して変更を加えます。
ディップスイッチ 2番 を ON にしたとき点滅するように、ダウンロードしたソースに変更を加えます。
赤LED の点滅時より早い点滅にします。
SOY2-1.3.zip 内の SOY2.v に以下のように変更を加えました。
--- SOY2_org.v 2018-09-25 16:44:16.000000000 +0900
+++ SOY2.v 2021-05-09 22:00:06.000000000 +0900
@@ -733,7 +733,7 @@
- assign PNLLED_G = 1'b1;
+ assign PNLLED_G = DIPSW[1]? 1'b1: CNTLED[6];
assign PNLLED_Y = ~DIPSW[0]? SiTCP_OPEN_ACK: USR_ACTIVE; // TCP Session(Demo mode) or USR_ACTIVE
assign PNLLED_R = SiTCP_RST | (~FORCE_DEFAULTn & CNTLED[7]); // During SiTCP_RST or Force Default
ソースと一緒にダウンロードした回路図を見ると、DIP SW は GND に接続されています。
また、以下の様に、内部プルアップされてるので、
DIP SW OFF で 1、DIP SW ON で 0 となります。
generate
genvar JMPR_var ;
for (JMPR_var=0;JMPR_var<4;JMPR_var=JMPR_var+1) begin : JMPR_LOOP
IBUF DIPSW_IB (.O(DIPSW[JMPR_var]), .I(DIPSW_IN[JMPR_var]));
PULLUP JMPR_PU (.O(DIPSW_IN[JMPR_var]));
end
endgenerate
来週末にでも、インプリと SOY2 での動作確認を行って見たいと思います。