はじめに
VSCodeで複数リポジトリや複数ウィンドウを同時に開いて作業していると、
「今どのプロジェクトを触っているのか分からなくなる」ことがあります。
そのようなときに便利なのが、VSCode拡張機能の Peacock です。
ウィンドウごとにテーマカラーを変えられるため、視覚的にプロジェクトを区別できるようになります。
Peacockとは
Peacockは、VSCodeのUIカラーをワンクリックで変更できる拡張機能です。
ステータスバーやタイトルバーなどがまとめて変更されるため、見た目で作業コンテキストを切り替えられます。
主な特徴は以下の通りです。
- ウィンドウ単位で色を変更できる
- コマンド一発で即切り替え可能
- 設定ファイルを直接編集する必要がない
インストール方法
VSCodeの拡張機能検索で「Peacock」と入力し、インストールするだけです。
特別な設定は不要で、インストール直後から利用できます。
使い方
コマンドパレットを開き、以下のコマンドを実行します。
Peacock: Change to a Favorite ColorPeacock: Enter a Color
これだけで、現在のウィンドウの配色が変更されます。
プロジェクトごとに色を決めておくと、誤操作の防止にもつながります。
どんな場面で便利か
Peacockは以下のようなケースで特に効果を発揮します。
- 複数のリポジトリを並行して開発しているとき
- 本番・検証・ローカル環境を同時に開いているとき
- 同じエディタ構成で作業ミスを減らしたいとき
以下のようにカラフルな見た目になり、目的の作業ウィンドウを探すのが圧倒的に楽になります 
まとめ
Peacockは、設定コストがほぼゼロで作業効率と安全性を上げられる拡張機能です。
VSCodeを複数開くことが多い方は、一度導入してみると効果を実感できると思います。