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【AWS】Step Functionsによる非同期APIの作り方

Last updated at Posted at 2023-02-25

普通にLambdaで関数を作成し、API GatewayでWepアプリ化しても、以下の制限により使い物にならない場合がある。

  1. API Gatewayの最大タイムアウト30秒以内にレスポンスが無い場合(タイムアウトエラー)
  2. Lambdaの最大タイムアウト15分以内に処理が終わらない場合(タイムアウトエラー)

上記にのような問題を、複数のLambdaを並列で実行でき、非同期でレスポンスを返すStep Functionsを使えば解決できる。

非同期APIgateway.drawio.png

1. IAMロールの作成

  1. IAM コンソールでロール -> ロールの作成の順に選択する。
  2. AWSサービスを選択し、他の AWS のサービスのユースケース:で、API Gatewayを選択し。次へを押す。
  3. 次へを押す。
  4. 任意のロール名(例:APIGatewayToStepFunctions)を入力する。
  5. ロールを作成を選択する。
  6. ロールのリストで、作成したロールの名前を選択し、[Role ARN] (ロール ARN) をメモします。
    arn:aws:iam::123456789012:role/APIGatewayToStepFunctions
  7. 許可を追加 -> ポリシーをアタッチを押す。
    stepfunction1.PNG
  8. AWSStepFunctionsFullAccessを検索し、チェックを入れて、許可を追加を押す。
    stepfunction2.PNG

2. Lambda関数の作成

  1. Lambda コンソールで関数の作成を押す。
  2. 一から作成を選択し、任意の関数の名前を入力し、ランタイムにPython 3.9を選択し、関数の作成を押す。
  3. 関数の Amazon Resource Name(ARN) をコピーする。
    arn:aws:lambda:us-east-1:123456789012:function:HelloFunction
    stepfunction3.PNG

3. Step Functionsのステートマシンの作成

  1. Step Functions コンソールでステートマシンの作成を押す。
  2. ワークフローを視覚的にデザインするで、次へを押す。
    stepfunction4.PNG
  3. 左側のアクションから、AWS Lambda Invokeを「最初の状態をここにドラッグ」へドラッグアンドドロップする。
  4. 右側のInspector パネルのAPI パラメータで、Lambda 関数をリストから選択する。
    stepfunction5.PNG
  5. 次へを押す。
  6. 次へを押す。
  7. 任意のステートマシンの名前を入力し、アクセス許可で新しいロールの作成を選択する。
  8. ステートマシンの作成を押す。
  9. 実行の開始を押し、実行の開始を押す。
  10. CloudWatch等で正常にLambdaが実行されたか確認する。

4. API GatewayのREST APIの作成

  1. Amazon API Gateway コンソールでAPI を作成を押す。
  2. REST APIで構築を押す。
  3. API名を入力して、APIの作成を押す。
  4. アクション -> リソースの作成で、リソース名にexecution と入力する。
  5. API Gateway CORS を有効にするにチェックを入れる。
  6. リソースを作成を押す。
  7. アクション -> メゾッドの作成で、POSTを選択し、チェックを押す。
  8. 統合タイプにAWS サービスを選択する。
  9. AWS リージョンに任意のリージョン、AWS サービスにStep Functionsを選択する。
  10. HTTP メソッドでPOSTを選択する。
  11. サクションにStartExecutionを入れる。
  12. 実行ロールに1.で作成したIAM ARNを入力する。
    stepfunction6.PNG
  13. 保存を押す。
  14. 統合リクエストを押す。
  15. マッピングテンプレートを開き、テンプレートが定義されていない場合 (推奨)を選択する。
  16. マッピングテンプレートの追加を押し、application/jsonもしくはmultipart/form-dataを入れて、チェックを押す。
  17. テンプレートの欄に以下を入力する。多くの場合、JSON形式の情報をリクエストするので、以下のマッピングテンプレートを使う。
    application/json
    #set($input = $input.json('$'))
    {
       "input": "$util.escapeJavaScript($input)",
       "stateMachineArn": "arn:aws:states:ap-northeast-1:000000000000:stateMachine:Get-Amazon-Infomation_StateMachine"
    }
    
    Formデータをリクエストする場合、以下のマッピングテンプレートを使用する。
    multipart/form-data
    #set( $body = $util.escapeJavaScript($input.json('$')) )
    {
      "input": "{\"body\":$body,\"requestContext\":{\"requestId\":\"$context.requestId\"},\"headers\":{\"content-type\":\"$input.params().header.get('content-type')\"}}",
      "stateMachineArn": "arn:aws:states:ap-northeast-1:501273628515:stateMachine:Get-Amazon-Infomation_StateMachine"
    }
    
  18. 保存を押す。
  19. HTTP ヘッダーを開き、ヘッダーの追加を押して、名前=Accept、マッピング元='/'と入力する。
  20. 統合レスポンス(Integration Response)を押す。
  21. ヘッダーマッピング(Header Mappings)にResponse header = Access-Control-Allow-Origin、Mapping value = '*'を入れる。
    stepfunction7.PNG
  22. 戻って、メゾッドレスポンス(Method Response)を押す。
  23. Response Headers for 200のNameにAccess-Control-Allow-Originを入れる。
    stepfunction8.PNG
  24. アクション -> CORSを許可する(Enable CORS)を押して、Enable CORS and replace existing CORS headersを押す。
  25. アクション -> APIのデプロイ新しいステージを選択し、ステージ名=devを入れて、デプロイする。
  26. ステージ -> POSTを押し、URL の呼び出しのURLから正常に呼び出せるか以下のコマンドで検証する。
curl -X POST https://asasdfvsd.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/dev/execution -H "Content-Type: application/json" -d "{\"ContentType\": \"applicastion/json\"}"  

参考文献

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