はじめに
Dataiku Data Science Studio(DSS)とは、Dataiku社が提供するデータ分析ツールです。
Dataiku DSSをVirtual Boxを使って利用する方法では、Dataiku DSSのインストール方法を紹介しました。
ここでは、Dataiku社から提供されているプラグインをインストールする方法を紹介します。
Dataikuプラグインとは
Dataikuプラグインを用いると、Dataiku DSSに新たな機能をアドオンすることができます。
Dataiku社のPluginsサイトでさまざまな機能のプラグインが提供されています。
また、自分で独自の機能を持つプラグインを作ることもできます。例えば、他の人と共有したい機能があれば、プラグインを作って提供することができます。
プラグインの作り方はこちらを参照してください。
Dataikeプラグインを利用する
Dataikuプラグインを利用するには、プラグインをインストールする必要があります。ここでは、試しに、Reverse Geocoding/Admin mapsをインストールします。
Reverse Geocoding/Admin mapsは、逆ジオコーディングの機能を提供します。例えば、IPアドレスから都市の情報を導出したりすることができます。
インストール手順
Reverse Geocoding/Admin mapsをインストールするには次の手順で行います。
- Dataiku DSSにログイン後、画面右上にあるAppsアイコン(キューブの形)をクリックして、[Plugins]メニューをクリックします。
- 画面左上にある検索で「Reverse Geocoding」を入力すると、画面右側に「Reverse geocoding」のプラグインが表示されます。この「Reverse geocoding」の[INSTALL]リンクをクリックします。「Install Reverse geocoding」のメッセージが表示されるので[CONFIRM INSTALL]ボタンをクリックします。インストールが開始されます。
- インストールが完了すると、次のメッセージが表示されます。[RESTART DSS]ボタンをクリックして、Dataiku DSSを再起動します。
- 再起動が終わると、Reverse Geocoding/Admin mapsの機能を利用することができます。Reverse Geocoding/Admin mapsの利用の仕方はこちらを参照してください。
おわりに
Dataikuプラグインを利用すると、新しいデータ項目の追加や、時系列分析など便利な機能を利用することができます。また、独自のデータ分析処理をプラグインとして作成すると、他の方に共有することもできます。
よろしければ活用してみてください。