2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

CloudFront のログが S3 バケットに保存されない時は ACL を確認

Last updated at Posted at 2023-03-15

CloudFront の標準ログ記録機能を使うと、S3 バケットにログを保存して Athena でクエリを使って検索できるのでとても便利です。

CloudFront ディストリビューションの設定に標準ログ記録の設定がありますが、ここを有効にしただけではログが正常に保存されません。
スクリーンショット 2023-03-15 17.10.05.png

S3 の設定

CloudFront のログを S3 バケットで受け取るためには、S3 バケットの ACL の設定を有効にする必要があります。
バケット作成時は以下から設定します。
スクリーンショット 2023-03-15 17.22.14.png
これで、あとは CloudFront の標準ログ記録を有効になっていれば記録が始まります。

バケット作成済みでも問題ありません。
バケットの ACL 設定から CloudFront のログをバケットに書き込むアカウントの正規 ID を手動で追加できます。
以下の正規 ID を設定します。

正規ID : c4c1ede66af53448b93c283ce9448c4ba468c9432aa01d700d3878632f77d2d0
オブジェクト : リスト許可・書き込み許可
バケット ACL : 読み込み許可・書き込み許可

これは awslogsdelivery のアカウント正規 ID でどの環境でもこのアカウントを設定します。

バケットのアクセス許可のタブの下の方にある「アクセスコントロールリスト (ACL)」の編集ボタンから以下のように設定します。

スクリーンショット 2023-03-15 17.42.48.png

少し待って S3 バケットにログが記録され始めれば成功です。

参考

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?