クラスの継承とは
クラスの継承とは既存のクラスを元に新しいクラスを作ることです。
なぜクラス継承は必要なのか
それは、クラスの継承を使えば、共通する部分をまとめることができて効率的だからです。
例えば、タンパク質、脂質、炭水化物のクラスを作成するならば、3つに共通する情報をまとめた栄養素クラスを作成し、その栄養素クラスを継承したクラスを作成したほうが効率的だからです
継承の書き方
あるクラスを継承して新しいクラスを作る場合には以下のように
「新しいクラス < 元となるクラス」と書きます。
class Protein < Nutrition
end
継承されるもの
クラスを継承すると、親クラスから子クラスへ以下のものが引き継がれます。
親のインスタンス変数
親のインスタンスメソッド
class Nutrition
def initialize(name1)
@name1 = name1
end
def makuro
puts "3大栄養素のひとつは#{@name1}です"
end
end
class Protein < Nutrition
end
nutrition_name = Protein.new("タンパク質")
nutrition_name.makuro
# ターミナル出力結果
# 3大栄養素のひとつはタンパク質です
上記を見てみると、Proteinクラスの中には何も記述をしていませんが、継承元のNutritionクラスのインスタンス変数およびインスタンスメソッドを使うことが確認できます。
おわりに
クラスの継承はプログラミングにおいて効率的なコードを書くのに必要なため、アウトプットさせてもらいました