はじめに
本記事の内容は、以下をGUIで実施したものになります。
この記事でわかること
- ActiveDirectoryの構築手順
- ADユーザー作成、グループへの追加手順
1. Active Directory構築
Windowsサーバーに対し、以下2つを実施します。
・ADドメインサービス(以下、AD DS)とDNS Serverの機能をインストール
・ドメインコントローラー(以下、DC)への昇格
1-1. AD DS、DNS Serverのインストール
まずは、Windowsサーバーへ、AD DSとDNS Serverの機能をインストールします。
1). クライアントPC(Windows11)から、ローカルAdministratorでWindowsサーバーへリモデ接続します。
2). ServerManagerを開き、「管理」>「役割と機能の追加」を押下します。

4). 『インストールの種類の選択』では、「役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選択し「次へ」を押下します。

5). 『対象サーバーの選択』では、「サーバープールからサーバーを選択」を選びます。その後、枠内より対象サーバーを選択し「次へ」を押下します。

6). 『サーバーの役割の選択』にて、「Active Directory Domain Services」を選択します。

7). ポップアップが表示されるので、そのまま「機能の追加」を押下します。

9). ポップアップが表示されるので、そのまま「機能の追加」を押下します。

11). 『Active Directoryドメインサービス』もそのままで「次へ」を押下します。

12). 『DNSサーバー』もそのままで「次へ」を押下します。

13). 『インストール オプションの確認』では、「必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動する」にチェックを入れ「インストール」を押下します。

15). ダッシュボードにて、AD DS、DNS Serverがインストールされたことを確認できます。

1-2. DCへ昇格
1). ServerManager右側上部の🚩(旗マーク)より、「このサーバーをドメインコントローラーに昇格する」を押下します。

2). 『配置構成』にて、「新しいフォレストを追加する」を選択します。その後、ルートドメイン名を入力し「次へ」を押下します。ド

3). 『ドメインコントローラーオプション』にて、ディレクトリサービス復元モード(DSRM)のパスワードを記入した後「次へ」を選択します。

4). 『DNSオプション』はそのままで「次へ」を押下します。

5). 『追加オプション』もそのままで「次へ」を押下します。

7). 『オプションの確認』もそのままで「次へ」を押下します。

8). 『前提条件のチェック』もそのままで「インストール」を押下します。しばらく待つとインストールが完了します。

9). 自動的にサインアウトされるため、再度ログインします。

10). 正常にフォレストが追加されたかを確認します。「ドメイン」欄が、デフォルトのWORKGROUPから今回作成したtest.comへ変更されています。

2. ADユーザー作成、グループへの追加
2-1. ADユーザー作成
1). ローカルAdministratorでログインしServerManagerを開きます。「管理」>「Active Directory ユーザーとコンピューター」を押下します。

2). ポップアップ上のドメイン「test.com」>「Users」を押下します。

3). 「Users」を右クリックし、「新規作成」>「ユーザー」を押下します。

- ActiveDirectoryの構築手順
- ADユーザー作成、グループへの追加手順
2-2. グループへの追加
1). 作成したユーザーを右クリックし、「プロパティ」を押下します。

2). ポップアップ内の「所属するグループ」タブを押下し、「追加」を押下します。

3). ポップアップ内の「選択するオブジェクト名を入力してください」欄内へ、"domain"と入力します。その後、右隣の「名前の確認」を押下します。

4). 新たなポップアップが表示されます。「一致する名前」欄内より、"Domain Admins"を選択し「OK」を押下します。

5). 「選択するオブジェクト名を入力してください」欄へ、"Domain Admins(下線あり)"が表示されていることを確認し「OK」を押下します。

6). 「所属するグループ」へ"Domain Admins"が追加されていることが確認できます。

7). 先程と同様に「所属するグループ」へ"Remote Desktop Users"を追加します。











