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Node-REDAdvent Calendar 2023

Day 18

Node-REDでのメール送信に使えるblastengineノードを作成しました

Last updated at Posted at 2023-12-18

こちらはNode-REDのカレンダー | Advent Calendar 2023 - Qiita、18日目の記事です。

Node-REDはフローベースのプログラミングツールです。ノードをつなげてプログラムを作成します。ノードは、入力を受け取って、処理を行い、出力を返すものです。Node-REDは、IoTの分野でよく使われています。

そんなフローの中で、結果や通知をメールで行えるようになるblastengineノードを作成しましたので、その使い方を紹介します。

リポジトリ

blastengineノードは、GitHubで公開しています。ライセンスはMITです。

blastengineMania/node-red-contrib-bemail

インストール

インストールはnpmコマンドで行います。

npm i node-red-contrib-bemail

インストール後は、Node-REDを再起動してください。

使い方

blastengineノードの追加

blastengineノードはネットワークパネルの中にあります。

blastengine-2.jpg

設定

設定項目は次の通りです。

項目名 パラメーター名 説明
User name username blastengineのユーザー名
API key apikey blastengineのAPIキー
To to 送信先のメールアドレス
Subject subject メールの件名
From name fromname 送信元の名前
From email fromemail 送信元のメールアドレス
Email body message メールの本文

入力項目はすべて、前のノードからの出力で上書きできます。たとえば以下のように送れば、メールの件名を変更できます。

{
	"subject": "変更後の件名"
}

また、追加で ccbcc を追加できます。

{
	"cc": "cc@blastengine.jp",
	"bcc": "bcc@blastengine.jp"
}

blastengine-3.jpg

メール本文について

メール本文では __キー__ のような形で、前のノードからの出力を埋め込むことができます。たとえば、以下のようなメール本文を設定すると、メール本文に name というキーがあれば、その値を埋め込むことができます。

お名前: __name__

__input__ というキーは、前のノードからの入力をそのまま埋め込むことができます。JSON Objectではない場合に使ってください。

新しい値です
__input__

レスポンス

blastengineノードのレスポンスは、メール送信の結果になります。成功した場合はblastengineの配信IDが返ります。

{
	"deliveryId: 9999
}

エラーの場合には、エラーの内容が返ります。

{
	"error_messages": {
		"to": [
			"user@example.com: data is invalid email address."
		]
	}
}

blastengine-4.jpg

まとめ

Node-RED用のblastengineノードを使えば、Node-REDを使って手軽にメール送信できます。ローカルで立てていても、ちゃんと届くメールが送信できます。また、大量のメール送信でもblastengineならば安定して処理できます。

ぜひ、Node-REDでのメール送信時に役立ててください。

エンジニア向けメール配信システム「ブラストエンジン(blastengine)」

明日、19日目はじぇーけーそふと (@jksoft913)さんです。

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