CodeRabbitはAIコードレビューを軸に、Agentic Change Managementを提供します。AIコーディングエージェントが生成する大量のコードに対して、理解負債の解消、優先順位付け、そしてセキュアな状態を維持します。
レビューが終わり、マージした際に任意のアクションを実行できるのがPost-merge Actionsです。たとえば、コード修正に基づいてドキュメントを更新したり、新しいIssueを作ったりする際に利用できます。そうした中で、よくある使い方としてSlackでマージ完了のメッセージを受け取りたいというのもあるのではないでしょうか?
従来、CodeRabbitとSlackを連携する際にはngrokでプロキシサーバーを立てる必要があったのですが、Slackが公式MCPサーバーを提供開始したので、それと連携させてみました。
注意点
Slackはボットではなく、個人のアカウントで連携する形になります(ただしアプリは必要)。
Slackの設定
まず、Slackアプリを作ります。
Agentsという項目があるので、Slack Model Context Protocol (MCP) Serverを有効にします。
OAuth & Permissions で、スコープの設定をします。今回はユーザートークンを使いますが、ボットトークンの chat:write も必要なようです。
トークンの生成
トークンは User OAuth Token が必要です。 OAuth & Permissions のところで生成します。
CodeRabbitの設定
続いてCodeRabbitの設定です。ダッシュボードで、左側にある Connections をクリックして、出てきた詳細にて、右上にある Add connection をクリックします。
色々とプリセットのサービスが出てきますが、一番下にあるCustomをクリックします。
Connection nameはSlackとします。今回はレビューに使うわけではないので、Review settingsは記述不要です。
下の方にあるMCP設定を以下のようにします。 Bot User OAuth Token では駄目なので注意してください。Beaerの後にスペースが1文字必要です。
| 設定項目 | 値 |
|---|---|
| Server name | Slack |
| Server URL | https://mcp.slack.com/mcp |
| Transport | streamable_http |
| Authentication | API Token |
| Auth header | Authorization |
| API token | Beaer (生成したユーザートークン) |
これで Discover tools をクリックして、メッセージを送信するなどのアクションが取れていればOKです。
Post-Merge Actionsの設定
Post merge actionsは、ダッシュボードまたは .coderabbit.yaml で設定します。
YAMLの場合は、以下のように書きます。自然文で実行して欲しいアクションを記述できます。チャンネル名も指定します。
reviews:
post_merge_actions:
- enabled: true
name: Slackに記載
prompt: マージが完了したら、Slackのdevチャンネルに変更内容をGitのコミットIDとともに投稿してください。
あとは普段通りの運用でマージを行うだけです。Post-Merge Actionsが実行されると、以下のようにメッセージが返ってきます。
Slackにもメッセージが送られてきます。ユーザートークンなので、ボットのメッセージではないのが若干気になります…
まとめ
今回はSlackのMCPサーバーを使って、CodeRabbitのPost-Merge ActionsでSlackチャンネルにメッセージを貰う処理を行いました。マージ完了のメッセージを積み重ねることで、チームの開発生産性がどれくらい向上しているかも把握しやすくなります。
Post-Merge Actionsは、これ以外にも自由にアクションを記載できますので、ぜひ活用してください。









