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SPIRALで認証を作る

Last updated at Posted at 2025-12-08

SPIRALは、主にエンタープライズ向けのローコードプラットフォームになります。ローコードプラットフォームなので、プログラミング知識がなくともWebアプリケーションを開発できるのが魅力です。

今回は、SPIRALを使った認証機能の作成方法について解説します。

SPIRALの認証システムについて

SPIRALでは、認証後のページ(マイページなど)をマイエリアと呼びます。このマイエリアを実現するのが、SPIRALの認証システムです。

マイエリア SPIRAL ver.1 サポートサイト

データベースの準備

最初に、通常DBを作成します。今回は「認証デモ(AuthDemo)」という名前で作成しました。

カラムは以下の通りです。

No. フィールド名 フィールドタイプ 差替キーワード
1 メールアドレス メールアドレス(大・小文字無視) email
2 名前 テキストフィールド(32 bytes)かな name
3 年齢 整数 years
4 パスワード パスワード password

FireShot Capture 1296 - 通常DB一覧 - pi-pe.smp.ne.jp.jpg

ユーザー登録の作成

Webメニューのフォームを選択し、新規作成をクリックします。

入力項目は以下の通りです。

  • DB:先ほど作成した「認証デモ(AuthDemo)」を選択
  • 名前:認証デモ登録フォーム
  • タイトル: Registration

FireShot Capture 1300 - フォーム管理 - pi-pe.smp.ne.jp.jpg

作成すると、登録用のURLが発行されますので、そのURLにアクセスしてユーザー登録を行います。

FireShot Capture 1301 -  - www.pi-pe.co.jp.jpg

マイエリアの作成

ここから、実際に認証部分を作成します。Webメニューの中のマイエリアを選択し、新規作成をクリックします。

入力項目は以下の通りです。

  • DB:先ほど作成した「認証デモ(AuthDemo)」を選択
  • 名前:認証デモエリア
  • タイトル: AuthDemoArea
  • 識別キー: メールアドレス
  • パスワード:使用する。項目は「パスワード」
  • 管理者のメールアドレス:任意のメールアドレス
  • メンバー宛の通知先:メールアドレス

FireShot Capture 1304 - マイエリア管理 - pi-pe.smp.ne.jp.jpg

認証する

マイエリアを作成すると、ログイン用のURLが発行されます。そのURLにアクセスすると、以下のようなログイン画面が表示されます。

image.png

先程登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインします。

情報ページの作成

マイエリアの中にある「メンバー情報ページ」を作成します。

image.png

ここで、ログインユーザーは自分の情報を確認できるようになります。その際、どの情報を表示するかと言った設定が、このページ上で簡単にできます。

作成すると、このページへのリンクが %url/rel:mpgt:member_info% のような形式で表示されます。

認証後の画面の作成

マイエリアの中に「カスタムページ」というのがあります。デフォルトで作成されているものは、認証後に表示されるページとなります。

image.png

そして、ページソースを以下のように編集します。

<!DOCTYPE html>
<html id="SMP_STYLE">
  <head>
    <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0, minimum-scale=1.0, maximum-scale=1.0, user-scalable=0">
    <title>ログインページ</title>
  </head>
  <body class="body">
    <h1>ログイン後のページ</h1>
    <h2>%val:usr:name%さん、こんにちは!</h2>
    <div><a href="%url/rel:mpgt:member_info%">情報確認ページ</a></div>
    <div><a href="%form:act:logout%">ログアウト</a></div>
  </body>
</html>

%val:usr:name% の部分は、ログインしているユーザーの名前が表示されます。 また、%url/rel:mpgt:member_info% は、先ほどのユーザー情報確認ページへのリンクになります。

%form:act:logout% はログアウトの用のURLと差し替わるキーワードになります。

まとめ

今回はSPIRALを使った認証機能の作成方法について解説しました。SPIRALの認証システムを利用することで、簡単にログイン機能を実装できます。ぜひ試してみてください。

認証方式としては今回紹介したID・パスワード認証の他に、FIDOデバイス認証や、パスワードの自動発行(アンケートを後で編集する場合など)もサポートしています。詳細は公式ドキュメントをご参照ください。

マイエリア SPIRAL ver.1 サポートサイト

現在、SPIRALではエンジニアβという無料アカウントを配布しています。SPIRALに興味がある型はこちらから試してみてください。

API SPIRAL ver.1 サポートサイト

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