Hexabase(ヘキサベース)は企業向けのBaaS(Backend as a Service)を提供しています。認証やデータストア、ファイルストレージ、リアルタイム通知などの機能があり、企業向けのシステム開発に必要な機能をまるっと提供しています。
Hexabaseの管理画面では、グラフ・チャートを使ったデータのビジュアル化ができます。データを利用したダッシュボードとして、エンジニア以外の方にも使いやすい画面を提供できます。
この記事では、Hexabaseのダッシュボードをカスタマイズする方法を紹介します。
カスタマイズに必要なもの
ダッシュボードをカスタマイズする際には、データレポートが必要です。データレポートは、いわゆるビューで、データを集計したり、複数のテーブルを連結してデータを表示する仕組みです。
データレポートを作成する際には、以下の情報を利用します。
- データソース(データストア)
- 出力フィールド
出力フィールドは2つ以上(場合によって3つ)必要なので注意してください。
レポートを作成すると、以下のようなテーブルが表示されます。このレポートは、事前に絞り込んでおくことも、表示する際に抽出条件を指定することもできます。
ダッシュボードのカスタマイズ
ダッシュボードでは、データレポートを使ってグラフやチャートを作成します。まず、新しいダッシュボードを作成します。
そして、右上にある新しいチャートを作成するボタンをクリックします。
ここで設定するのは、以下の項目です。
- チャート名(日英)
- データレポート
- タイプ(棒グラフ、円グラフ、折れ線グラフなど)
- X軸
- Y軸
- 系列
- 配色
実際の設定はグラフの種類によって異なります。
実際にグラフを追加すると、以下のような表示になります。表示場所や大きさは自由に変更できます。
まとめ
Hexabaseのダッシュボードは、エンジニア以外の方にとってもデータを見やすく、状況を把握するのに役立ちます。データレポートはAPIでデータの取得もできるので、外部システムとの連携にも利用できます。
Hexabaseには他にもFaaSやファイルアップロード、ステータス管理などの機能があります。それらの機能も利用してください。