本日はAWSが実施したイベント「AWS Security JAM 2020」に参加しました。
AWSの運営の方から「問題の内容に触れない範囲での感想はOK」との話がありましたので、問題内容は一切記載せずにイベント内容と感想についてアップしておこうと思います。
私としては、なかなか良いイベントであり、参加する意義があったと思っています!
イベントの位置付け
まず、今回のイベントは「AWS Security Roadshow」の一環で開催されました。
「AWS Security Roadshow」は以下のようなイベントです。
お客様が抱える様々なセキュリティに対する課題とその対応方法、実際のお客様のAWSのセキュリティサービス活用事例、今後必要となるセキュリティ対策、AWSのセキュリティの方向性などを包括的にご説明する予定です。企業・組織の中で、セキュリティやコンプライアンスに課題をお持ちの皆様(営業、マーケティング、開発や運用など)、セキュリティに関する意思決定に関わる管理職や役員の方、公共機関や金融機関のセキュリティ担当者など、AWSセキュリティの最新情報を知りたい方は是非ご参加ください。
そして、「AWS Security JAM」は以下の通りです。
AWS Security JAM は、権限管理、自動化、インシデントレスポンスなどに関連するサービスを利用して、参加者が各課題ごとに AWS 環境を適切に修正するゲーミング形式のイベントです。 参加者はオンライン上で提示されたセキュリティ上の課題に対して、実際の AWS マネジメントコンソールを利用し、ご自身の知識、経験を活用し、必要に応じて学習をしながら課題解決に取り組みます。 (提示される課題は re:Invent2019や過去にAWSのイベント(例: AWS Professional Services が実施したイベント)で出題された課題を含みます)
ゲーミング形式というのが面白そうだと思い参加することにしました。
開催日は10月28日(水)。
仕事しながらは無理…と判断し、「有給休暇」カードを切って自宅から参加することとしました。
参加方法
参加方法は「AWS Security JAM 2020」で申請するだけです。
後日案内のメールが届きます。
事前に実施しておく必要があるのは「AWS Jam」への登録のみ。
あとは開始前に接続する為のWebinarにアクセスするのみです。
WebinerでAWS JAMのセキュリティコードを教えてもらえるので、それを入力することで当日のイベント環境に接続します。
内 容
内容は以下の通りです。
13:00-13:30 Security JAMご紹介
13:30-16:00 Security JAM演習
16:00-16:30 クロージング
<ルール>
・個人単位で9問の問題を解く速さを競う。
・ヒントが1問につき3つまで取得できるが、ヒントを空けるたびに減点される。
※なので、ヒントを空けずに回答すると高得点となる。
ルールは上記の通りシンプルで、2時間30分の制限時間内で他の参加者と競うイベントなのです。以下のマップから問題を選択して1問ずつ解いていきます。問題は好きな問題から開始できます。それぞれの問題でAWSコンソール環境が準備されているので、その環境に対してセキュリティ対策を実施して、問題が解決したら完了となります。
問題内容については詳細は記載できませんが、基本的な内容から、最近開始されたサービスまで幅広くセキュリティ機能の知識が問われます。最初の方の問題は皆が解けますが、あとになるほど難易度が上がっていくわけです。
私は9問中4問くらいまではなんとか解けましたが、5問目くらいからヒント3つとも空けないと全然歯が立たなくなり…自分の実力が分かって勉強になりました(3つ目はほぼ答え・・・)。ヒント3つでも解けない場合はAWSの方に質問することも可能です。1問解らなくなり質問したのですが、親切に支援してもらって乗り切りました!
もちろん、上位者は最終問題まで完了しており、すごいなぁと感嘆しました。
どれだけ実務経験を積んだら、この境地に至るのかなぁ・・・
問題NO | 参加数 | 完了数 |
---|---|---|
1 | 76 | 72 |
2 | 69 | 59 |
3 | 58 | 42 |
4 | 52 | 25 |
5 | 37 | 21 |
6 | 54 | 18 |
7 | 33 | 25 |
8 | 27 | 10 |
9 | 21 | 02 |
感想
時間制限ありで実力を競う形で面白いイベントだと思いました。
参加料無料ですし、問題も練られていて勉強になります。
そして他の方との実力差も感じることができて、また学習意欲が高まります。
こんな楽しいイベントを企画して頂いた運営の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
年休を取得して参加した甲斐がありました。
毎年実施しているようなので、来年度もぜひ参加して、
自分の実力を試す機会にしたいと思いました。
この記事を参照された方も、興味があれば次回参加することをお勧めします!