22
17

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

【Xcode】Archive→ipa作成まで

Last updated at Posted at 2020-10-30

キャプチャ多め
2020/10/30現在のキャプチャです
Xcode ver 11.3
#想定
動作確認をしたい人が遠方にいて
サクッと現状のアプリを試しに手元の端末で使ってみたい時。
ストア経由のAdHoc配布、Enterprise配布等ありますが、
今回は審査もなく手頃な方法の後述するDevelopmentで進めます。

#まずアーカイブ
ipaを作るにはアーカイブが必要なので実行します。
Xcodeの Product → Archive でアーカイブ実行できます。
image.png

Archiveがグレーアウトして実行できない時
image.png
作業の過程でSchemeメニューの実行ターゲットをシュミレータや実機を選択していることが多いと思いますがアーカイブ時はGeneric iOS Deviceを選択します。
image.png

#アーカイブからipa作成
アーカイブが終わるとこんな画面が出てきます。
Organizer画面というそうです。
image.png
間違えて閉じちゃったらWindow → Organizerもしくは⌥option + Shift + ⌘ + Oで開けます。

今回実行したアーカイブを作成日やバージョンから判断して選択。
画面右のDistribute Appをクリックします。


Select a method of distribution:
image.png
ここではインストールできるデバイスを指定できます。
Developmentはロール権限がDeveloperでも作成できて、インストールできる端末はApple Developerサイト(https://developer.apple.com/account/resources/devices/list) に登録してある端末のみにはなりますが、開発用署名のみでipaを作成できます。

今回はこのDevelopmentを選択して進めます。
Next


Development distribution options:
image.png
Rebuild from Bitcodeにデフォルトでチェックが入っていますが、
これの有無でこの後のPreparing archive for distribution画面の処理時間に結構な差が出ます。
チェックを外すと早くなって10秒もかからないくらい。
チェックをつけると2、3分かかりました。

これ、いつ使うかちょっと調べてみると、
app store connectにアップする際に機械語の状態でアップロードして、
将来的にアプリを入れ替えずにApple側で最適化されたアプリがストアに並ぶんだとか。

今回Developmentで進めているので想定としては動作確認。
例えばテスターに配布するipa作成に毎回時間かかっても仕方ないし、
今回はRebuild from Bitcodeだけチェックを外して進みます。
Next


Select certificate and iOS App Development profiles:image.png
証明書と開発用署名を選択します。
Next


Preparing archive for distribution:
image.png
数秒or数分待って
image.png
いよいよ伏せ字ばかりで申し訳ないですが…
作成結果が出てきました。
あとは書き出しだけです。
Export


image.png
保存する場所を選んで名前をつけて→Export
今回はデスクトップ
IMG_3398.png

Desktop.
└AppName 2020-10-30 17-14-57
  ├AppName.ipa
  ├DistributionSummary.plist
  ├ExportOptions.plist
  └Packaging.log

無事ipaが作成できました。
シュミレータにドラッグ&ドロップしたり配布サーバーにアップしたり、
Xcode経由で端末にインストールしたりできるので便利。

#参考
Rebuild from Bitcodeについて
https://shigu493.com/iosアプリのbitcode対応とは/

終わり

Qiita初投稿のandroid開発者です。
iOSの勉強始めました。
ご指摘等ありましたらコメントお待ちしております。

22
17
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
22
17

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?