Q1. Web Enablement for i とは何ですか?
こちら:IBM i がサポートするWebSphere Application Server, Javaバージョンのリスト にも記載しましたが、IBM i で稼働するWAS(WebSphere Application Server, tWASともよばれます)には、他のプラットフォームと同じ有償のPAパスポートアドバンテージ版と、IBM i OSの無償オプションとして提供されるものの2種があります。このIBM i 無償オプションのtWASを提供しているライセンスプログラムをWeb Enablement for i と呼びます。
Q2. Web Enablement for i がインストールされているか?を確認する方法はありますか?
IBM i システムに上記Web EnablementのWASが導入されているかを確認するコマンドは
GO LICPGMコマンドから10.導入済みライセンス・プログラムの表示を実行すると表示されます。
またはDSPSFWRSCコマンドでも表示できます。
表示の見方は、Web Enablementは 5733-Wxxが導入されていればWeb Enablement (WAS)が導入されています。xxはWASのバージョンです。
下記のGO LICPGM -> 10. の画面コピーの例ですと、5733W90=WAS V9.0が導入済みです。
IBM i ではWAS Libertyもサポートされています。
LibertyはIWS(統合APサーバー)等で使用されており、IBM i OS標準で導入されます。
ライセンスプログラムとしては、**57XX-DG1 *COMPATIBLE IBM HTTP SERVER FOR I **がインストールされていれば使用可能です。(確か・・・確認します。)