IBM i 7.x以降?では初期インストール状態ではセキュリティが強化されており、デフォルトではシステム値などを変更できなくなっています。たとえばPowerVSなどで新規インスタンス作成して、さてシステム値を変更しよう回、、な時などに今でもときどき質問があります。
例:QAUTOVRTを変更しようとしてエラーCPF18C0が発生
■対応策■
STRSSTコマンドからQSECOFRでサインオンして、以下の設定を変更します。
7.Work with system security を選択
Allow system value security changes を 1に変更
以上でシステム値を従来通り変更可能になりました。
SSTを終了して、WRKSYSVAL, CHGSYSVAL等で目的のシステム値を変更してください。
■考察■
システム値は本番業務稼働後に変更することはあまりないと思いますので、作業が完了したら
SSTのAllow system value security changes は0に戻しておいた方がセキュリティ的にはよろしいかと思います。
■参考
PowerVS IBM i 導入後のおすすめシステム値(ほか)設定変更
https://qiita.com/gomAnomalocaris/items/80013b1407dc6be468b7