概要
- いわゆる企業官公庁からの払い下げSFFデスクトップPCにグラボを刺したゲーミングPCです。
- この構成は数年前から大手中古ショップや個人の販売など多く見かけられる構成です。
- 今回の目玉はライザーケーブルの利用と200W電源でGTX1650の動作報告です。
- 完全に趣味なので参考までに。
構成
- OptiPlex 3060 スモール・フォーム・ファクタ (SFF) 中古 15000円
- CPU: i3-8100
- メモリ: 8GB×1
- HDD: 500GB
- 電源: 200W
- キーボード&マウス
- GPU: ZOTAC GTX1650 GDDR6 中古 16000円
- EZDIY-FAB PCI Express PCIe3.0 16xライザーケーブル 30cm 3000円
- SEKC SSD 512GB NVMe M.2 2280 PCIe Gen3.0x4 SSD 4000円
- 合計 3万8000円
HDD取り外し、マザボにM.2のコネクタがあるのでそこにSSDを取り付け。
200W電源の皮算用
- 供給電力
200W電源, 効率80% 200*0.8 = 160W- 200W電源 200W (私の勘違いで200W電源は200W供給できました。変換効率は関係ないです。余談ですが電源容量の経年劣化は1年で1%程度らしいです。)
- 消費電力(TDP)
- CPU: 65W
- GPU: 75W
- その他 20W
- 合計 160W
- 余裕なんて全くないわけですが、最大消費電力で動くことはまれなので大丈夫。
- GPUはAfterburnerでクロック制限できるのでピークを抑えることはできる。
ライザーケーブル
- いつからかSFFゲーミングPCはよく出回るようになりロープロファイルGPU(細いGPU)の価格が高騰してしまいました。中古市場も例外でなく有望なGPUはほとんど在庫がない状態です。
- ケースのふたが閉まらなくてもいいと思ってロープロファイルでないGPUを買ってみました。
- もう一つ問題があり、OptiPlex 3060 SFFはシングルスロットしか取り付けられない点です。いわゆる薄いGPUしか取り付けられないようになっています。
- そこでライザーケーブルでケース外に無理やりつけたのが今回の構成の顛末です。
写真
GeekBench5
https://browser.geekbench.com/v5/compute/6133269
https://browser.geekbench.com/v5/compute/6176488

余談
- 頑張れば右上の空きスペースにGPUを入れられそう。蓋が閉められる。
- RX6400のシングルスロットロープロファイルを買えばこんなことしなくてもいい。TDP50Wなので問題なく動く。蓋も閉まる。
- もう少しCPUパワーが欲しいところ。
- 手持ちのノートパソコンRyzen5500Uと比べるとi3-8100はあまりにも非力。試しにGTX1650なしでRimworldなど動かしたのですがCPUも内蔵GPUもノート用のRyzenの方がずっと良いです。SteamのインディーズゲームやLoLのような比較的軽量なゲームなら最近のノートPCで十分です。
